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月別アーカイブ: 2015年10月

「おばけの試験カードゲーム」─よく見て覚えて、勝負を賭ける─

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「おばけの試験カードゲーム」は、おばけとなってお城の住人をおどかすべく、カードに描かれた住人をよく覚えておくゲームです。基本は記憶ゲームですが、戦略や駆け引き、リスク管理もあるのが楽しいです。

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中身のセット例はこんな感じ。一番下にあるのが「おどかしカード」。その上に並ぶ、キャラクターの描かれたカードが「お城の住人カード」。プレイヤーはまず、みんなで1枚の「おどかしカード」をよく見てそこに誰がいるかを覚えます。

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「おどかしカード」には必ず12人の住人が描かれています。すぐ見てわかるのもたくさんありますが、かなり見つけづらい住人も。上の写真の「おどかしカード」、例として並べた鎧やフクロウがどこにいるかわかりますか? 絵の小ささや紛らわしさに負けずによく見ておくことが重要です。

また、プレイヤー間で「おばけリーダー」役を順番に回します。リーダーの役割は「おどかしカード」をどれだけの間見ているか決めること。時間設定は自由なので、3秒でも1分でもオッケー。リーダーは覚えタイムをおしまいにすることにしたらカードを裏返します。数秒勝負の短期決戦にするか、じっくり覚えて記憶をたどる長期戦にするか、リーダーにはそのラウンドの戦略をどうするか決定権があるわけです。

ではちょっと体験的にやってみましょう。

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こちらの「おどかしカード」をよく見てください。どれだけ見るかは自分で決めてください。覚えタイムをおしまいにすることにしたら、しばらく下にスクロールしてください。

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ではこちらの住人カードの中から、先ほどの「おどかしカード」に描かれていた住人を見つけてください。カードの中には12人いたはずです。

実際のゲームでは、最初のプレイヤーが住人カードを1枚取ったら次のプレイヤーが1枚取る、また次のプレイヤーが…と何周か繰り返します。もういなくなったと思ったり、わからなくなったりしたらパスもできる。全員がパスすることにしたら答え合わせに移ります。

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さて先ほどの「おどかしカード」を見て答え合わせ。ゲームでは正解の住人カード1枚につき1点もらえますが、絵にいない住人カードを取ってしまっていたらその枚数分だけマイナス点になるので要注意。

住人カードを取るときには記憶を見極めて正確に思い出すことに加え、記憶が曖昧な場合は勝負に出るか引いておくかの決断をする必要がある。

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「おどかしカード」の裏面はしましまのマスになっています。余ったカードを裏返して並べ、そこに自分のおばけコマを進めて得点表示とします。

これを12ラウンド行い、得点を競う。このゲームは真剣にやると相当消耗するので、個人的には12ラウンドはかなり長く感じた。ラウンドが進むと、カードにいる住人もそれまでのラウンドに出てきたカードと混同してくる。集中力の持久戦でもある。

記憶をベースにしつつも、覚えタイムの設定や答え合わせの際に勝負のかけどころがあるのが面白い。絵柄やテーマはかわいいですが、視覚認知と記憶の本気勝負に駆け引きが絡むのが楽しいゲームです。

(おわり)

「ハエのごちそう」─ビジュアルがどうかしてる戦略すごろく─

「ハエのごちそう」は、カードの効果をうまく使って自分が有利になるようにしたり、他のプレイヤーの足をひっぱったりする、戦略要素が楽しいすごろく的なゲームです。

いつもは箱の写真を最初に載せていますが、今回紹介するゲームのタイトルは「ハエのごちそう」。まだ写真が出てきていない理由をお察しください、そこにあるのはハエのごちそうです。

 

思った以上のインパクトで登場します。

 

よろしいでしょうか。

 

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満を持して登場したのは、ハエケーキ。マニュアルにそういう言葉で書いてあります。

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六角形のマスを適当に並べ、中身をセットした例はこんな感じ。ハエケーキはゴールなので最後に置き、そこに自分のハエを全てたどりつかせることが目的です。

すごろく的なゲームと言ってもさいころはなく、自分の番ですることは2つ。カードをめくってそれを使うことと、自分のハエのうち1匹を1マスまたは2マス進めること。

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ランダムに引くカードの効果は、自分のハエを1マス進めたり、2つのマスをそこにいるハエごと入れ替えたりするもの。これらを効果的に使って、どうすれば自分に有利に働き、他のプレイヤーを邪魔できるか考えるのが楽しい。

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写真左の「飛行カード」はマスの上に置き、カードと同じ色のハエがそのマスに止まると2マス進める。写真右の「ハエたたきカード」はそのマスに止まっているハエを全てスタートに戻す。

これらを使ったり組み合わせたりして、自分のハエを一気に進ませたり、他のプレイヤーのハエがスタートに戻るように仕組んだりできる。「ここにこれがあるからこうなって…」とちょっとしたピタゴラスイッチを考えるような気分になる。

普通のすごろくと違ってコマが4つあるので、どれを動かすか考える場面もある。複数の選択肢の中から、今どれを動かすのが自分にとって一番有利なのか判断するのが勝利への道。

 

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そんなこんなで進めていき、自分の4匹のハエを全てハエケーキにたどり着かせると勝ち。やったー!とそこに描かれているものをすっかり忘れ、ハエ気分になってる自分がいます。

うまく戦略を考えつつ、ときどきゴールがハエケーキであることを思い出して我に返るのが楽しいゲームです。

(おわり)

「いかだ動物園」─昨日の敵は今日の友─

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「いかだ動物園」は、いろいろな形のいかだに、どれだけ動物を入れることができるか予想するゲームです。手を寄せ合って協力する場面では、フィジカルでも距離が縮まる楽しさがあります。

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中身のセット例はこんな感じ。上の写真ではちょっと見づらいかもしれませんが…

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いかだの周りの動物カードの上には、同じ動物の木製コマが載っています。この、ぐるっといかだを囲んだ動物コマが、いかだの中の穴におさまるかどうかを予想します。

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プレイヤーは入ると思えば緑のチップ、入らないと思ったら赤のチップを出します。全員が緑チップなら動物カードと動物コマを1つ追加して再予想を繰り返していきます。複雑な形のいかだの中に、これまた複雑な形の動物コマが入りきるかどうか、よく見て見当をつけて考える必要があります。

さて、1人でも赤チップを出したなら…

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本当に入るかどうかの答え合わせ。入ると思ったプレイヤーは、砂時計が落ちるまでの間にみんなで動物コマをいかだの穴に入れていきます。手を動かしてカチャカチャさせるのがまず楽しい。うまく入らなくても、角度や順番を変えると入り方は結構変わる。アイデアを出し合って協力しながらの工夫が生まれます。

見事おさまれば緑チップのプレイヤーに得点、入らなければ赤チップの人に得点です。

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いかだは全部で6つあるので、ゲームは全6ラウンド。1ラウンド目は1点、2ラウンド目は2点…と得点があがっていくので、後のラウンドになっても順位が確定しづらいのも面白い。

「よく見て予想+手先を動かす+工夫と協力」という要素でテンポよく進みます。さっき意見が分かれた相手と今度は協力して動物を入れるなど、関係に変化があるのも楽しいゲームです。

(おわり)

「かたろーぐ」─楽しく距離が縮まる、おしゃべりのゲーム化アイテム─

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「かたろーぐ」は、互いの好みのランキングを当てあうゲームです。ゲームと言うより、おしゃべりのサポートアイテムとも言えますが、おしゃべりをゲーム以上にも面白くしてくれます。

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中身はこんな感じ。「かたろーぐ」にはいくつか遊び方があり、ここでは3人以上用のルール「パティろーぐ」を紹介します。

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まず、なんでもよいのでカタログ的なものを用意して、適当に7つのマーカーを置きます。写真の例ではゲームにサンプル用カタログとして入っている「たのしいこと」を使っています。

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出題役はマーカーと同じマークが描かれたカードを、裏向きにして自分の好みの順番に並べます。ここから他の出題者がこのランキングを当てていくのですが、ヒントとして4位だけは最初から明かします。

解答役は、まず1位を予想します。ただ、個人的にはすぐに答えの発表に移らず、質問タイムを設けた方が楽しかった。相手のことを知ろうとする、ちょっとこっぱずかしくもあるやりとりがゲームの中で自然発生するからだ。

そして、質問に答えるかどうかは出題役が決める、というくらいのゆるいルールの方がおすすめ。教えてくれなくても、その反応の仕方から読み取れるものもあるだろう。

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それぞれの予想の発表は、かけ声の合図で1位だと思うマーカーを指さしておこないます。そして…

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出題役が1位のカードをめくり、答えの発表。正解者はハートのトークンをもらえます。マーカーは裏返すと色違いになっているので、既出のものがわかりやすくなります。

これを他の順位でも繰り返していき、たくさんのハートをもらえた人が勝者、というわけです。ゲーム中は「そうなの~?」「意外!」「ほら~」「やっぱり!」と言った言葉が飛び交います。理由のやりとりも始まるので、自然と理解が深まっていきます。

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「かたろーぐ」のキャッチフレーズは「世の中全てがゲームになる」。サンプルカタログ以外に、チラシでも図鑑でもなんでも使えるのが楽しい。カタログにするものを選ぶ時点からゲームが始まってるとも言える。

身近な人でもそんなに仲良くない人とでも、年齢も問わず一気に距離が縮まるのが楽しいゲームです。

(おわり)

「ドラゴン・ディエゴ」─演技と観察のせめぎあいがあるビー玉はじき─

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「ドラゴン・ディエゴ」は、火の玉を模したビー玉を弾いて狙った的に入れるゲーム。ただ、自分の番以外でも得点のチャンスがあるのが特徴です。

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中身をセットするとこんな感じ。プレイヤーは順番に口から火を噴くドラゴンになって、火の玉を模した赤いビー玉を弾きます。

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自分の番で狙うのは、他のプレイヤーに見せないようにめくったタイルに描かれた宝物。上の写真の場合、弾いた火の玉が王冠のところに入れば得点になります。

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この場合は2つ入ったので2点。指先を慎重に使って狙うのが高得点への道。火の玉は3発ありますが、発射場所が少しずつ違うので全て命中させるのは大人でもなかなか難しい。

そして、火を噴いたプレイヤーが狙っていた的を明かす前に、他のプレイヤーにはすることがある。

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それは、火を噴いたプレイヤーがどの宝物を狙っていたか推理し、そのカードを出して発表すること。見事的中すると1点もらえるので、目線や指先の動きをよく観察しておく必要がある。他のプレイヤーの順番のときも、単なる待ち時間でないのがいい。

そういうシステムなので、ビー玉を弾くときの動作にも考えどころが出てくる。じっくり的を見て狙いたいところだけれど、ジロジロそればかり見てるとバレバレで、他のプレイヤーの得点につながってしまう。あえて目標から視線を外すことや、感情表現の演技が有効かもしれない。

もちろん見ているプレイヤーは、その行動が本当かどうかを察して判断してもいい。

演技とそれを抜見くこと、大人なら実生活の中で双方の必要がある場面、それぞれいくつか思い当たるだろう。

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箱のフチに乗ってるドラゴンのコマは、得点すると進めて順位がわかるようになっている。ゲームの内容に合わせ、各ドラコンが観客になっている演出がかわいい。

「行動の慎重さと正確さ×狙いを隠すための演技×それを見抜く観察力」ってなんだこれ、要素を書き出してみると大人向けにも思えてくるぞ。もちろん、対象年齢となっている5歳くらいの子から楽しめるゲームです。

(おわり)

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