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「おさかなこいし」は、カードでできた池を囲んで、釣れた魚の数を競うゲームです。魚釣りがテーマですが、思うようになるようでならない魚の動きを読むのが考えどころです。

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2~4人でできますが、4人で遊ぶ際のセット例はこんな感じ。中央に並ぶのは「池カード」で、9枚並べて池に見立てます。

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最初のラウンドが始まると、まずはプレイヤー全員が「釣りざおカード」を仕込みます。「釣りざおカード」は、白・白・ネコの3枚。自分の前にある3枚の「池カード」の手前に、「釣りざおカード」を1枚ずつ並べます。ここでは緑のプレイヤーになったとして、手に持っている順番で「左・真ん中・右」と並べることにしましょう。

なぜそう並べたかと言うと、あとから魚を釣るときには、ネコのカードを仕込んだ列の「池カード」を釣り上げることができるからです。今のままなら、合わせて5匹の魚が釣れるはず。

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続いては、順番に全員が「おびき寄せ」をします。「おびき寄せ」とは「池カード」を1か所、縦横いずれかの1マスずらすこと。このラウンドのスタートプレイヤーは緑。自分が釣れる魚を増やすために、池の真ん中の魚カードを右に寄せることにしましょう。

しかし、「おびき寄せ」は順番に全員がするもの。そして、池カードが重なっていた場合は、重ねたまま全てをずらします。それぞれのプレイヤーには思惑があるようで、「おびき寄せ」が一周し、順番に魚を釣る「釣り上げ」に入ると下の写真のようになってしまいました。

ネコを仕込んだ赤い矢印の列にあるカードを取りますが、魚は1匹も釣れません…。

時計回りで次のプレイヤーは青。ネコを仕込んだ赤い矢印の列が釣果です。真ん中のカードは重なっているようですね。

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確かめてみると、魚は全部で7匹と大漁。次の黄色のプレイヤーは真ん中列にネコを仕込んでおきましたが、すでに魚はいません。そればかりか、その列にありマイナス点になる石を引き取らなくてはなりません。向かって右にいる紫のプレイヤーは手前列にネコを仕込んでいたので、魚も石も合わせて引き取ります。

これで1ラウンド終了。池の9か所全てに山札から1枚ずつ「池カード」を重ねて補充し、次のラウンドに進みます。4ラウンドおこない、プラス点の魚とマイナス点の石を合計した得点で競います。

というわけで、ラウンドの流れがわかると考えどころも伝わるでしょうか。ネコを仕込む場所や、「おびき寄せ」をどうするかが考えどころ。自分のねらいをどう見せるか、相手の行動からその思惑をどう読むか。わかってくるほど考えの幅が広がって、心理戦が複雑になります。

とは言っても、ルールは簡単なので説明書でも「7歳から」とのこと。「あの人はどうしてああしたんだろ?」と、相手の行動の理由を考えるとよいことに気付けたら、グッと面白さが上がるゲームです。

(おわり)