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「お宝はまぢか」は、お宝の眠る海賊島を目指す、すごろくタイプのゲーム。すごろくなのでさいころ運もありますが、たくさんのコマが乗っかり合ったり、わざとゆっくりゴールを狙ったりと、考えどころがたくさんあります。

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2~4人で遊べて、4人プレイ時のセット例はこんな感じ。人数によって、右下のスタートにあるコマの色が増減します。

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基本的にはさいころなので、出た目の数だけ自分のコマを進めます。普通のすごろくと違い、各プレイヤーの持ちコマは4つ。このあとコマがコースに散らばっていきますが、自分のコマならどれを動かしてもよいわけです。

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ゲームが進んでいくうち、同じマスに複数のコマが止まった場合は上に重ねて積んでいきます。上に乗っかられているコマは動かすことができません。

上の写真だと、赤のコマは全て上に乗っかられてる。なので、赤のプレイヤーの番が来ても何もできないわけです。これは苦しい。乗ったり乗っかられたり、複数のコマのうちどれをどう動かすと自分が有利になるのか考えるのがおもしろどころ。

…ただ、後でわかりますがこのゲームの場合、動けないのは必ずしも悪いことではありません。

何もできない赤のプレイヤーの次は、黄色のプレイヤーだとしましょう。上の写真、さいころで5が出てますよね。先ほど「どれを動かしてもよい」と書きましたが、これは「どれか1つは動かさなくてはならない」という意味でもあります。

黄色で動かせるコマは1つだけ。5マス進めるとその先は、陸地ではなく水色の海のマス。

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海に落ちたらドボン、というわけでスタートに戻されます。ただ、これも後でわかりますが、スタートに戻ることも必ずしも悪いわけではないんです。そして、誰かが落ちた海のマスには木の板が浮かび、これから先は普通のマスとして止まることができるようになります。

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ゲームはさらに進み、ボード左上のお宝が眠るゴールである海賊島にコマが進んできました。海賊島にはちょうどの数でしかゴールできませんが、青のプレイヤーが2を出したので、見事上陸できます。

できるんですが、それほど嬉しくないんです。

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1番目にゴールしたコマは、1と書かれた宝箱の上に乗せておきましょう。全ての宝箱にコマが置かれたらゲームはおしまい。自分の色のコマが乗った宝箱の数字分の合計が、各プレイヤーの得点となります。

上の写真だと5点獲得の黄色のプレイヤーが優勝。緑よりも赤よりも、さらには2つのコマがゴールしている青よりも得点が多いからです。

普通のすごろくと違って、先着優位ではないので「どうすれば遅くゴールできるか」と逆転の発想をするのが勝利への道。でも、5位までには入らないと得点にならないので、遅すぎてもダメ。コマの進め方の調整も考えどころです。

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さいころに6の目はなく、代わりに船の絵が。これが出ると自分のコマを1つ、1~5のうち好きな数だけ進められるのでラッキー。ここも考えどころです。

乗っかり合いの駆け引きや、ゴール順の調整など、試案のしどころがたくさんあるすごろく。現在の状況からどんな行動を取ればよいのか、選択肢を自ら見つけて判断するのが楽しいゲームです。

(おわり)