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月別アーカイブ: 2016年9月

「レオ床屋に行く」─記憶と理屈で協力し、ボサボサライオンを床屋に連れて行こう!─

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「レオ床屋に行く」は、ボサボサたてがみのライオン、レオくんの気が散らないように床屋に連れて行く全員協力型のゲーム。記憶を共有しながら、理屈をブラスすることで成功率が高まります。

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2~5人でプレイできて、4人でのセット例はこんな感じ。左下のベッドにいる黄色いコマがレオくん。緑のタイルの上を進め、右上の床屋までレオくんを連れて行くのがこのゲームの目的です。

出発は朝の8時で、床屋が閉まる夜の8時までに連れて行かなくてはなりません。では、1日目の挑戦を始めてみましょう。

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自分の番ですることは、手札の「移動カード」を1枚出すこと。その数字の数だけレオくんを進められます。ここではピンクの4のカードを出してみましょう。

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進んだ先のタイルをめくると、そこにいたのはワニ。レオくんはおしゃべりで、森の中で動物と出会うとつい長話をしちゃうようです。ワニのタイルには3と書かれているので、時計の針を3時間分進めます。レオくん、話し過ぎだろ!

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一旦ゲームの進行から離れて、道となっているタイルを裏返して確認してみます。動物と数字が描かれていて、シマウマは1、サイは2、ワニは3、オウムは4。レオくんが一番気になるのはメスライオンらしく、数字は5。それぞれ5色あります。

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ゲームの進行に戻って、次のプレイヤーは黄色の3を出しました。そこにいたのは4のオウム。今回は、出したカードとタイルが同じ黄色になっています。こうした場合はレオくんは気が散ることなく進めたということで、時計の針は進めません。

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また、タイルをめくって道しるべが出てくることも。この場合もしっかり進めてるということで、時計は進みません。

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しかし、時間が経つのはあっという間。メスライオン、オウムと出会い、床屋が閉店する夜8時になってしまいました。まだ道の半分も進んでいないうちに、1日目の挑戦は失敗です。

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その間に、どんどん伸びていくたてがみ。1日ごとにレオくんタイルのたてがみを増やし、5日目で失敗すると全員の負けとなってしまいます。

さて、2日目に挑戦。レオくんコマをベッドに戻し、再び時刻は朝8時。タイルの並びはそのままで、めくったものは裏返しにします。移動カードはシャッフルして配り直しますが、さっき出てきた動物と色をよく覚えておけば、2日目はもっと先に進められそうです。

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ここでもう一度タイルを確認してみます。よく見ると裏側の絵は、ヤシの木・空き地・岩・森・湖の5種類。同じ動物のタイルの裏側は全て違います。また、同じ色のタイルの裏側も全て違う。

これを踏まえた上でゲームを進めると、タイルをめくると何が出てくるか、ある程度までは推測できる。記憶にプラスアルファして考えることで、うまくいきやすくなるわけです。

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道しるべタイルの裏側も同じ法則。1日目はほとんど勘ですが、めくった記憶とタイル構成の理屈をもとに、2日目以降は相談が生きてくる。ああだこうだと言い合いながら、前日より先に進めやすくなるはずです。

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こうして進めていき、夜8時より前に床屋に着ければ成功!というわけ。

説明書によると、やさしくしたい場合は手札を全員が公開して置くのもオッケー。また、普通の全員協力型だと失敗しておしまい……とがっかりするわけですが、このゲームの場合は5日目に失敗しても「じゃあ、何日目で成功できるか続けてみよう!」ともできる。

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何度もやり直すことで、必ずいつかは成功できるはず。こどもは本気で遊ぶ分、失敗の落ち込みが激しい場合もありますが、説明書ルールを超えてはいるものの、根気強く続けられるのもこのゲームの他にはない特徴です。

(おわり)

「ムムムッ!」─サイコロ振りで頭をひねる、食べ物あつめの全員協力型─

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「ムムムッ!」は、サイコロをどう振るかを考えながら、キッチンの食べ物を全て持ち出すことを目指す全員協力型のゲーム。「チャーリーのキッチン」「マウスマウス」という名前でも流通していますが、同じ作品です。

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1~6人でプレイできて、セット例はこんな感じ。何人でもセットの仕方は同じです。

ボードに描かれているのは、チーズ・キュウリ・パン・ニンジン・魚の5種類の食べ物。この家に住んでいるネズミがこれらの食べ物を全て手に入れるのを助けるのが目的です。

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自分の番にすることは、3つのサイコロを振ること。サイコロには5種類の食べ物と対応するマークが描いてあります。ここではニンジン・キュウリ・魚の目が出ました。

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とりあえず、目と同じ食べ物の上にサイコロを置いてみます。そして、ネズミチップと置き換えます。こうすることで、これらのマスの分の食べ物を手に入れたことになります。

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しかし、この家には黒ネコが飼われています。先程のように置き換えた場合、ネコがキッチンに向かって一歩近づいてきます。そして次のプレイヤーに3つのサイコロを渡します。食べ物を全て手に入れる前に、このネコが奥のキッチンに入ってしまったらゲームオーバーですから要注意。

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さて、ここでちょっと巻き戻します。振ったサイコロを1つでも食べ物の上に置いた場合、残りのサイコロは振り直すことができます。ここでは魚のサイコロは置かず、振りなおしてみることにしましょう。

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振り直して出た目はキュウリ。ここでネズミチップと置き換えて食べ物を確保。この写真の場合、2マス分のキュウリを完成させる形になっていますよね。こういうときには、黒ネコは進んで来ないことになっています。無事に次のプレイヤーに交代です。

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というわけで、できるだけ黒ネコが近づいてこないようにサイコロを振っては置くを繰り返していきます。食べ物には3マス・4マス分のものもあるので、どうやって完成させるかを意識しながら、置く・振るを考えるのがポイント。

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この写真の場面、チーズのサイコロを置いて2マス分が完成。2つのキュウリのうち、1つは置くとして、もう1つは迷います。食べ物を完成させると黒ネコの歩みを止めるわけですが、いっぺんに2つ完成させるのはあとあとを考えるともったいないかもしれないからです。

サイコロの目の確率や、効率を考えて判断していくのが成功への道。ここではキュウリのサイコロを1つ、振りなおしてみます。

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そして出たのは×印。一面だけあるこのマークは、どこにも置けません。このように「サイコロを振ったのに置けない」という場合は残念ながら失敗。ここまでに置いたサイコロをネズミチップに置き換えることもできず回収。黒ネコも1マス進んでしまいます。

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黒ネコが近づくこともときどきありつつ、だんだんボードが埋まっていくとこんな感じに。上の写真、パンのサイコロを乗せて完成させています。ここであえて自分の番をおしまいにして、黒ネコを進めることなく次のプレイヤーに託すこともできます。

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終盤は置ける食べ物の種類が減ってきてハラハラ。この場面、黒ネコが進むのは承知でチーズを確保するか、さらに置けることを期待して残りのサイコロを振るか、迷いどころ。

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自分の番にすることの選択肢をまとめるとこんな感じ(PDFはこちら)。スムーズに把握するには、分岐を意識して「こういう場合はこうなるから…」と、流れを理解することが必要です。

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こうして黒ネコがキッチンに着く前に、全ての食べ物にネズミチップを置けたらプレイヤー全員の勝ち。しかし、これでこのゲームを完全攻略したことにはなりません。

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ボードの裏には難しい面が。やけに長い食べ物もあって、黒ネコを足止めできる回数が少なくなっています。

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さらに上級用として、自分の番の最初に置いたサイコロの縦横列上にしか、次のサイコロを置けないというルールもあります。こちらはかなり難しい。

どのルールで挑戦するにしても、知恵を出し合えるのは全員協力型の特徴。自分の番で悩んだときは、誰かがより有利な選択を教えてくれるかもしれません。もちろん反対に教えてあげることも。

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サイコロ運のかかわってくるパズルをみんなで解くような感覚になるこのゲーム。「ここはこうかな?」「いや、こうした方がいいでしょ!」など、迷いや意見が飛び交うのが楽しいゲームです。

(おわり)

「ごちそうがこぼれちゃう!」─かわいい見た目に駆け引き熱く、思惑飛び交うブロック積み─

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「ごちそうがこぼれちゃう!」は、買い物するごちそうに見立てたブロックを崩さないように積んでいくゲーム。ブロックを崩さないようにするのはジェンガと同じですが、ルールに駆け引きの要素があるのが面白いんです。

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2~5人でプレイできて、中身のセット例はこんな感じ。セットの仕方は何人でも共通です。

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自分の番にまずすることは、丸い「ネズミコイン」を1枚めくること。ここでは緑色のネズミが出てきました。

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続いて、ネズミと同じ色のブロックの中から1つ選びます。このあと積んでいきますが、ブロックを積む向きには決まりがあって、必ず写真のような向きで積んでいきます。ここでは縦長に置くブロックを選びました。

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そして、選んだブロックを真ん中の「ショッピングカート」に積みます。これで次のプレイヤーに交代です。こうしてショッピングカートに買い物品を崩さないように積んでいくわけです。

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だんだん高くなるので、どの形のブロックを乗せるか考えたり、指先を慎重に使ったりすることがポイント。そのうち、もうこれ以上積みたくないな…という状況になってきます。このゲームの場合、ここでパスすることもできます。積む番が回ってきたAさんが、ネズミタイルをめくったあとパスしたとしましょう。

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続いてのBさんもパスしましたが、その次のCさんは挑戦することにして、見事成功させました。ここでCさんは「お買い物タイル」を1つゲット。この「お買い物タイル」を先に3枚集めた人がゲームの勝者なので、一歩リードです。場を全てリセットして、Cさんの次のプレイヤーが最初から積み始めます。

危ないのでパスはしたいけど、それは同時に他の人にチャンスを与えることにもなりかねない。このあたり、リスク管理をどう判断するかが考えどころ。

また、自分がパスしたあと、他のプレイヤーが全員パスする場合もあります。

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一周回って全員パスの場合は、強制的に自分が挑戦することになります。一旦パスした場面で積むわけですからリスクは高いですが、ここで成功すると「お買い物タイル」を1枚もらえるのでチャンスでもあります。さらにはリセットすることなく積み続けていくので、全体の緊張感が高まります。

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また、いずれの場面でも崩してしまった場合は、崩した人以外のプレイヤー全員が「お買い物タイル」を1枚ゲット。崩して即刻負けではありませんが、不利になるので要注意です。崩れた場合は、場をリセットして次のプレイヤーがまた最初から積み始めます。

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こうしたゲームの流れなので、駆け引きをする場面はいろいろ。3点先取という勝利条件を見通して考えたり、わざと意地悪な積み方をしたりと、どういう戦略を取るかが考えどころ。テーマや雰囲気はかわいいですが、手先も頭もしっかり使うゲームです。

(おわり)

「すすめ!!海賊さん」─確率計算や勝負どころのあるババ抜きすごろく─

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「進め!海賊さん」は、ゴールを目指して船を進める、すごろくとババ抜きが合わさったようなゲームです。普通のすごろくやババ抜きはほぼ運だけのゲームですが、このゲームではしっかり勝負のかけどころがあります。

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2人専用のゲームで、中身のセット例はこんな感じ。左端の船を進めて、右端のゴールに先に着けば勝ち。はじめの手札は共通で、1・2・爆弾の3枚。

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自分の番にまずすることは、裏向きの相手の手札から1枚引くこと。ここでは1を引きました。このカードを自分の手札に入れて、自分の番をおしまいにすることもできます。その場合、1を引いたので自分のコマを1マス進めます。

まだおしまいにしないこともできます。1を引いた時点で、相手の手札は2と爆弾。さらに引くことにして2が出れば、1+2で3マス進めます。2分の1の確率に賭けて、もう1枚引いてみた場合も見てみましょう。

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残念ながら爆弾でした。この場合は1マスも進めず、手札は相手に戻します。うまくいく確率とそのときの状況を踏まえて、カードを引くかどうかを考えるのがポイント。

もちろんババ抜き的な要素として、ポーカーフェイスをしたり、それを逆手に取った表情をしたりするのもありでしょう。特に子どもと遊ぶときには、表情を見て察し合うのもおもしろどころ。

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もしも2枚引いて成功し、3マス進んでいたとしましょう。この場合引いたカードは手札に入れるので、手札は合わせて5枚。相手の番に移るわけですが、5枚中4枚は数字カードなので、相手にとっては結構チャンス。成果は裏返って返ってくるので、勝負が拮抗するのがおもしろどころ。

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場合によっては相手の手札が1枚で、それが爆弾という場合も起き得ます。この場合は特別ルールで、無条件に2マス進んでオッケー。

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また、進路には特別な絵の描かれたマスもあります。上の写真の雲のマス、ここに止まると逆風で1マス戻されます。

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上の写真の宝箱のマスに止まると、場に置いてある「スペシャルカード」をゲット。裏側に効能が書いてありますが、次回以降の自分の番が始まる前にこのカードを使うことを宣言すると、その番で引いた数字を2倍にして前に進めます。

温存することもできますが、相手が宝箱のマスに止まると取られてしまうので、使うタイミングも考えどころ。

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こうしてコマを進めていき、先にゴールに着いたプレイヤーの勝ち。カード引きは基本的には運ですが、表情のやりとりや簡単ながら確率計算という要素も。特別マスがらみの攻防には戦略性も生まれるので、シンプルながらも考えどころのちゃんとあるのが楽しいゲームです。

(おわり)

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