「レグロス」は、部品を並べてお題を描き、それが何かを当て合うゲーム。描き役も解答役も頭をひねり、うまく通じ合えると面白いんです。

3~6人で遊べて、4人プレイ時のセット例はこんな感じ。大きなボードに載っている16枚の絵が、描くべきお題です。

お題を描くために使う部品は、これらのディスクと棒。描くと言っても、ペンや筆ではないわけです。

さて、ゲームは「芸術家」役をラウンドごとに順番で回していきます。砂時計をひっくり返したらラウンドのスタート。芸術家がすることは、めくった数字タイルに対応するお題を部品を使って描くこと。上の写真のサクランボ、かなり上手にできたと思います。

芸術家以外のプレイヤーは解答者。解答者はそれが何かを早い者勝ちで答えます。絵が完成してなくても解答できますが、間違えるとその問題の解答権はなくなるので、判断のスピードと確実性のバランスが大切です。

正解が出たら、芸術家は次の数字タイルを引いて再び描く…を砂時計が落ちきるまで繰り返します。上の写真、これだとちょっとわからないかと思います。

ただ、お題ボードをよく見ればわかるのではないでしょうか。答えはハイヒール。うまく表せない…と思っても、意外と解答者に通じるのがこのゲームの楽しい瞬間の1つ。

芸術家は、形の限られた部品を組み合わせて、柔軟に表現することがポイント。上の写真はなんでしょう。芸術家はヒントを言ったり、ジェスチャーしたりはできません。

答えはチョウチョ。うまく表現できていますが、使った部品は5つ。数が少ないディスクを4つも使っています。

というのは、芸術家がお題を描く際、一度使った部品はもう使えないからです。だんだん表現の幅が狭まっていく中、どうにかしてやりくりするのもポイント。難しいと思ったお題はパスして次の数字タイルを引けるので、そこも考えどころです。

この問題、ディスク1枚だけでも青リンゴって通じるんじゃないでしょうか。解答者は作品とお題ボードをよく見て、想像力を働かせながら考えるのがポイントです。

砂時計が落ちきったらラウンド終了。解答者は正解の目印としてボードに置いた自分の色のキューブの数が得点。芸術家はうまく伝わったということで、ボード上のキューブ全体の数が得点となります。

次のラウンドはお題を全て変えて、芸術家を交代します。お題タイルは92枚、両面印刷なので184種類のお題があるのでやりごたえ十分です。プレイヤーが1回ずつ芸術家を担当したらゲーム終了。その時点の得点で順位を決めます。

芸術家は大量得点のチャンス。限られた部品と時間の中で、柔軟に表現するのが勝利への道。また、解答者は何が表現されているか意図を読み取り、想像力を働かせて考えるのが大事。

箱に描かれたカタツムリの完成度もなかなかのもの。「なんでわかってくれないの…」というもどかしさや、「よくこれでわかったな!」と通じ合う嬉しさが楽しいゲームです。

(おわり)