ゲーム紹介

#アクション

「ラ・ボカ」─協力して2人同時にお題を完成させるブロックパズル─

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「ラ・ボカ」は、ペアの相手と協力しながら、お題カード通りに素早くブロックを積むゲーム。お互いの都合を伝え合ってうまくやらないと、お題をクリアできないんです。

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3~6人でプレイできて、4人プレイ時のセット例はこんな感じ。各プレイヤーに配られた大きい方のタイルは、自分の色を表しています。裏向きになっている小さいタイルは他のプレイヤーの色が1枚ずつ配られたもので、シャッフルして裏向きに置いておきます。

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自分の番では、まず小さいタイルを1枚めくります。ここでは向かいに座っているプレイヤーである緑が出ました。このラウンドでのペアの相手は緑のプレイヤーです。

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さあ、パズル開始。タイマーをスタートさせたら急いでするべきことは、ボードに1枚立てた「お題カード」と同じように積み木を積むこと。ボード中央の4×4のマスの中に並べます。真横から見た時に同じになっていればいいので、奥行きにズレがあってもオッケー。

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「お題カード」には上下に2種類の問題が載っています。いずれかを上にしてボードに立て、それを揃えるのがミッション。ただしこのカード、両面に別々のお題が載っています。つまり、対面にいるペアの相手は自分のお題とは別の積み方をしないといけないわけです。

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さて、カチャカチャ積みはじめて、お題を完成させた様子はこんな感じ。カードをよく見て、パズルを解くように考える必要があります。

では、このままぐるっと反対に回っていき、ペアの相手側の視点になってみます。

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こうなっていればオッケー。自分のことだけではなく、相手の視点も意識するのが重要です。2人とも完成させたら、タイマーを止めます。

当然ながら、完成させるには言葉のやりとりが必要。「ここ、水色いるんだけど!」「じゃあ縦向きに置いたらどう?」と、必要な条件を伝え合って、同時に満たす並べ方を見つけるのがおもしろどころ。もどかしくもありますが、うまく伝わったときに「よしっ!」となるのが嬉しい。

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斜め上から見るとこんな感じ。10個の積み木は全て使い切るというルールがあるので、お題の両側ともに見えていない茶色は、どこかしらに埋め込む必要があるわけです。こうしたところでも、コミュニケーションと立体パズルの同時進行がポイントになってきます。

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完成した時点で止めたタイマーの経過時間によって、2人とも得点をゲット。短いほど高得点で、2分を超えると0点になってしまいます。手も口も素早く動かすのが高得点への道でしょう。

順番に回していき、全員の小さなタイルが表向きになったらゲーム終了。全員が全員と2回ずつペアになっているはずです。各自得点を合計して、順位を競います。15秒以内だと10点もらえるけど、そんなのできるんだろうか?

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先ほどの「お題カード」はバックが淡い色で、まだ簡単な方。濃い方のカードを使う場合は、赤の積み木を加えてパズルの難度がアップ。11個の積み木を使い切って、両面のお題を完成させなくてはいけません。

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「相手の条件を満たしながら、自分のするべきことを達成する」って、生きてく上で誰かと何かをするときに、ほとんどついてまわるもの。そんな人生の重要な要素に、ここまであからさまに直結してるゲームってあまりない。

自分のことばかりでなく、「相手の都合も考える」ということがシステムに組み込まれている。こういうことを明確に経験するって、特に他者意識がまだ育ってないこどもにとっては新鮮なんじゃないだろうか。うまくいかなくてタイムオーバーになっちゃうときもありつつ、素早く積んで完成できたときの爽快感が気持ちいいゲームです。

(おわり)

「そんな顔してどうしたの?」─顔が痛くなるまで続ける、動物の顔まね当てっこ─

まずはこのゲームを出題者としてプレイ中の私の様子をご覧ください。

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楽しそうですね。あるいは、なんとなくバカっぽいでしょうか。

こんな顔をしているのには、ちゃんと目的があります。下の写真の6種類の動物のうち、私がまねしているのはどれでしょうか?

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回答者になったつもりでよく見てください。写真と表情をよく見比べることがポイントになります。

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というわけで、「そんな顔してどうしたの?」は、動物の顔まねを当てっこするゲーム。普通は人前でしないようなことをするのが、ドキドキしたり楽しかったりと新鮮です。

先程の例題に戻って、出題者の私は顔まねをするに当たり、自分にしか見えないようにサイコロを振っていました。

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今回の数字は2。動物カードは全部で40枚ありますが、場にあるのは常に6枚。そのうち、振ったサイコロと対応する数字の動物のまねをします。

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例題の正解はカコミスル。個人的には全く知らない動物ですが、顔まねは結構うまくできた方ではないでしょうか。写真をよく見て、表情を写し取るように顔を動かすのがポイントです。

正解した回答者は1点ゲット。マニュアルには出題者への得点はないのですが、顔まねモチベーションを高めるためにも、正解者に伝わったということで出題者も1点ゲットにしてもいいかもしれません。

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回答者は「せーの!」の合図で正解だと思う写真を指で差します。もし複数の回答者が正解した場合、その人たちがその動物の顔まねをして対決。出題者が一番うまい顔まねをしてる人を決め、その人が1点ゲットです。

また、これも勝手なアレンジですが、複数人が正解した場合は「出題者の顔まねがうまかったよね」ということで、その人数分だけ出題者に得点をあげてもいいかもしれません。出題者には大量得点のチャンスがあるわけです。

ともあれ、顔まねが済んだ動物カードは山札と入れ替えて、出題者が次のプレイヤーに移ります。マニュアルには、山札がなくなるか、顔が痛くなるまで続けるようにと書いてあります。どっちが早いんだろう。

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動物カードは、アメリカのメイン州にあるL.C.ベイツミュージアムに収蔵されている剥製の写真。なんとなく剥製独特の雰囲気があって、顔まねのやりがいがあるような気がします。

それぞれ個性がありつつも、かなり紛らわしいものも。ロッキービッグホーンとアダックス、同時に場に出ていたら、まね分けと見分けをするのはかなりハイレベルになるはず。

出題者に自分でまねする自信がないときは、「直接対決」という選択肢もあります。サイコロの数字を公開して、その動物のまねを回答者全員がおこない、一番上手な人を出題者が決めるというものです。「直接対決」という言葉の響きと、実際にやることとのギャップに味わいがあります。

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また、あまりなじみのない動物カードも結構ありますが、収録動物の図鑑がついているので親切。アメリカワシミミズクの場合、耳と目は超高感度ながら、匂いの感覚が鈍いのでスカンクを食べることができるそうだ。なんかすごいな…。

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ゲームをしていて気がつきましたが、出題者は自分の顔まねがどの程度できているのか分かりません。自分の努力を実感できないのがもったいないし、似ている度合いを上げるためにも、出題者の前に鏡を置いて、それを見ながら顔まねするのもいいかもしれません。

顔の筋肉を意識して使うというのがまず新鮮。そして、ものまねしている人の顔をまじまじと見るというのもなかなかない経験。おもしろテイストではありますが、表情を作ったり、それを読み取ったりするコミュニケーションにもなっているのが楽しいゲームです。

(おわり)

「アイ・ファウンド・イット! 時間の旅」─ボードの中からアイテム探して時間旅行─

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「アイ・ファウンド・イット! 時間の旅」は、指定された絵をボードの中からたくさん見つけながらゴールに向けてコマを進める、全員協力型のゲーム。絵本「ミッケ!」や「ウォーリーをさがせ!」のようでもあるボードゲームで、みんなで力を合わせます。

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このゲーム、特徴はなんと言ってもボードがものすごく長いこと。測ってみたところ、約180cm。普通の成人男性の身長よりも長いんです。

テーマは時間旅行。タイムマシンの燃料がなくなる前に、恐竜時代からさかのぼって現代に戻ってくることが目的です。

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2~6人でできて、4人で遊ぶときのセット例はこんな感じ。スタートマスに全員が共用で進めるタイムマシンコマを置いて始めましょう。

自分の番にすることは「プランA」と「プランB」のいずれか。ここでは最初のプレイヤーが「プランB」を選んだことにします。

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「プランB」を選んだ場合、ルーレットを指で弾きます。矢印が数字を指した場合は、その数だけタイムマシンを進めて、次のプレイヤーに移ります。

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もし矢印が赤または青の「サーチマーク」を指した場合は、サーチタイムの始まりです。まずは「サーチカード」の山札から1枚引きましょう。そして、「サーチカード」は片面が赤、片面が青になっているので、「サーチマーク」と同じ色で描かれているアイテムを確認します。上の写真の場合、探すアイテムは「炎」。

探す時間は1分間。砂時計をひっくり返して、全員で長~いボードの中からできるだけたくさん見つけます。見つけたら、黄色い「ファインダーリング」を置いて目印にしておきましょう。

時間が来たらサーチ終了。置いた「ファインダーリング」の数を確認し、その数だけタイムマシンを進めます。リングは12個あるので、進めるのは最大で12マス。ポイントになってくるのは、絵をよく見て急いで探すこと。ボードはとても長いので、探す場所を分担するとうまくいくかもしれません。

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マスには特別なものもあります。三重丸のマスは「ワープホール」で、つながった先のマスまでひとっ飛び。「ファインダーリング」の形のマスに止まったら、この場合も「サーチタイム」が始まります。矢印のマスは一方通行なので要注意。先のマスを読んで、どうやって進むのがいいのか考える必要もあります。

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こうしてどんどん進んでいければよいのですが、ルーレットの矢印が緑の「しずくマーク」に止まったときはピンチ。マークの数だけ燃料計を回して減らさなくてはいけません。ゼロになったらゲームオーバーです。

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話は戻って「プランA」を選んだ場合は、ルーレットを回しません。その代わりに使うのは、プレイヤーそれぞれにあらかじめ1枚ずつ配られている「キャラクターカード」。ルーレットを回す代わりに、このカードに書かれている能力を使うことができます。

写真右下の「エマ・エポック3世」の場合、「燃料計を1つ減らすことで、サーチカードを1枚引ける」という能力。他のキャラクターにもそれぞれの能力があるので、状況に合わせて活用することでタイムマシンをうまく進められそうです。

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古代エジプトや中世を経て、タイムマシンはいよいよゴールのある現代に。でも、ゴールの前にはワープホールが6連続で並んでいます。ここに止まると未来まで飛ばされ、遠回りして戻ってこなくてはいけません。うまくかわせたらオッケー。飛ばされたとしても、まだまだあきらめることはありません。

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というわけで、止まるマスを考えつつ、目的の絵を探してうまくタイムマシンを進めるのが成功への道。わいわいと協力しながら、にぎやかなボードの中をみんなで旅するのが楽しいゲームです。

(おわり)

「メイクンブレイクミニ」─とにかく忙しいのが楽しい、積み木の早積み対決─

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「メイクンブレイクミニ」は、お題カードと同じように積み木を素早く積むゲーム。目と手をフル回転させるスピード感がやりごたえありです。

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何人で遊ぶときも、セット例はこんな感じ。プレイ人数は箱に2~4人とありますが、待ち時間を考えなければ何人でもオッケー。「組み立て役」「チェック役」「サイコロ役」を交代しながら回してゲームを進めていきます。

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「組み立て役」がすることは、お題カードと同じように積み木を積むこと。積み方と色をよく見て、手を動かすことがポイント。後述しますが、時間制限があるので素早さも重要です。

お題通りに積めたら「できました!」と、完成をしっかりと宣言しましょう。「チェック役」が確認して「オッケー!」をもらったら、積み木をくずし、カードをめくって次のお題を積みましょう。時間が来るまで繰り返します。

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お題カードには1~3の数字が書いてある。これは、お題を完成させたときにもらえる得点。当然、難しいほど得点が高いです。

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中には全てが白いお題も。この場合、積み木の色は関係なく、積み方だけ合わせればオッケー。ちょっぴりラッキーなカードかもしれません。

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組み立て役が積んではくずしを繰り返している間、「サイコロ役」は付属のサイコロを振ります。面の構成は「1・2・3・空白×3」の6面。数の合計が15になるまで振り続けます。たし算して覚えておくだけでも大丈夫ですが、写真のようにおはじきを小箱に移すようにすると、小さい子でも確実です。

のんびりやってるとどんどん得点されてしまうので、サイコロ役も忙しい。15になったら、組み立てタイム終了。そこまでに完成させたお題カードの数字の合計が「組み立て役」の得点です。全員が同じ回数だけ「組み立て役」をおこない、合計得点で競います。

これはミニ版ですが、積み木が少し大きい本家「メイクンブレイク」には時間を測るためのダイヤル式タイマーがセットになっている。ミニ版でもサイコロではなく、キッチンタイマーを使うのもありでしょう。

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プレイヤーに年齢差があると、どうしても力に差が出るゲーム。そうした場合、組み立て時間の調整やお題カードの限定でハンデをつけるのもいいかも。みんなが楽しむために「どうすればちょうどいい競争になるか」を相談してアレンジしやすいのもこのゲームの特徴でしょう。

力の限り速く、集中してどんどん手を動かすのが爽快。真剣な分、途中で手をぶつけて崩しちゃったりするのも悔しい&おもしろいゲームです。

(おわり)

「魔法のコマ」─ぐるぐる回る絵の正体を当てるコマ回し─

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「魔法のコマ」は、コマに仕込まれた絵が何かを当てるゲームです。ルールはとてもわかりやすいですが、絵を見極めるのは簡単とは限りません。

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箱の中には四角タイルと丸タイルが24枚ずつ。それぞれ同じ絵が描かれたものが1枚ずつあります。

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そしてこちらが魔法のコマ。中には丸タイルを入れ込めるようになっています。

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さて、ゲームは2~8人で遊べて、セット例はこんな感じ。各色のおはじきは人数分だけ出しておきます。

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プレイ時には誰でもよいので、裏返しの丸タイルを1枚取り、そのまま自分を含めた誰にも絵が見えないようにしてコマの中に入れ込みます。絵を下向きのまま青いフタをして、コマ全体をひっくり返します。

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そしてコマを少し下に押し付けるようにしてつまんだら回す準備は完了。コマは回すと動き回るので、あまり暴れないように箱の中で回すのもよいでしょう。

では、回してみます!

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勢いよく回すとフタがはじけ飛んで、中の絵が登場。ただし、高速で回っているので何の絵なのかはよくわかりません。

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うーん、なんだこの絵は。茶色のような赤のような。黄色も少し混じってる?

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これだと思ったら、四角タイルの上に自分のおはじきを置きましょう。どの絵にもまぎらわしいのが必ずあって、正しく当てるのは結構難しい。回転がゆっくりになるまでじっくり見ていたいところですが、おはじきを置くのは早い者勝ち。同じタイルに2つ以上のおはじきは置けません。

だからと言ってあわてるのも間違いのもと。一度置いたおはじきはもう動かせないので注意が必要です。

コマをよく観察して、素早く正確におはじきを置くのが勝利への道。じっくり見て正解したい、でも早くしないと置かれちゃう。素早さと正確さは相反するとも言えるので、早い者勝ちのプレッシャーがある中、自分なりに判断する必要があります。

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今回の正解は、宝箱。当てたプレイヤーは丸タイルを抜き取って、そのまま得点になります。

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取った丸タイルは伏せて手元に置いておきます。このあと続けて回していく中で、どの絵が既に出たかを覚えておくのもポイントになるでしょう。たくさん丸タイルを取った人が優勝です。

また、特殊なコマなので、しっかり回すのにはちょっとしたコツが必要。子どもにとっては普通のコマとは違う指先の使い方をする経験にもなるでしょう。

コマの中でぐるぐる回る絵を見極めるというのが、単純ながらこどもにとってはいかにも魅力的。早く置かなきゃというあせりと、じっくりよく見て正解したい気持ちとの葛藤が、リズムよく繰り返されていくのが楽しいゲームです。

(おわり)

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