ゲーム紹介

#アクション

「プリンセス・ミーナのキラキラ首飾り」─実際にネックレスを作れちゃう、宝石絵あわせ─

「プリンセス・ミーナのキラキラ首飾り」は、宝石タイルの絵あわせゲーム。基本的にはトランプの神経衰弱と似ていますが、取った宝石で実際に首にかけられるネックレスを作れるのが特徴です。

2~4人で遊べて、何人でもセットの仕方はこんな感じ。自分の番ではこの中から2つめくって、同じ宝石だと手に入れることができます。

ここでは、ちょっと試しに全部ひっくり返してみましょう。

表側はこんな風に色とりどりの宝石になっています。ビジュアル的に引きが強いのはいいですが、トランプが1・2・3…というはっきり違う数字であるのに対して、宝石の色の違いは結構微妙。

「薄い黄色」「濃い青」と言葉に変換するのか、あるいは見たままの色のイメージで覚えるのか。トランプのときとはちょっと違った記憶の仕方をする必要があるかもしれません。

さて、これらを整理して並べてみると…。

こんな風になっています。タイルはいっぱいありますが、同じ形のタイルは8枚ずつ。ペアは必ず同じ形なので、形を目印にすれば見つけやすくなるわけです。説明書では4歳からとなっているこのゲーム、形がヒントになるのはちょうどよいかもしれません。

ゲーム中めくっていくうちに、たまに出てくるのが黒い石ころ。4種の形に1枚ずつ混ざっているこのタイルはハズレ。他の宝石と違い、「めくらないように覚えておく」という覚え方の違いが出てくるのが面白い要素です。

見事同じ宝石をめくったら、手に入れることができます。ただし、普通にもらうだけではないのがこのゲームの特徴。

各プレイヤーに配られているのは、こんなペンダント。ここにゲットした宝石を入れて、豪華にしていくわけです。

2つの穴にヒモを通していくのは、小さな子が手先を使う経験としてちょうどよさそう。そして、熱心に宝石を通しているうち、伏せられている宝石の場所を忘れがち。ここが普通の神経衰弱にはない要素で面白い。手先の作業をしつつも、これまで見た記憶を保っておくのがポイントです。

また、通している間に他のプレイヤーがめくる宝石も見ておかなければ当然不利になってしまいます。手先の作業と宝石の確認と、視線を切り替えるのも大事です。

場から宝石がなくなったら、手に入れた宝石の数を比べて順位をつけます。ヒモを結んで首にかけて遊びましょう。数が少なくても、お気に入りの宝石を手に入れられたのなら、数の順位とは違う嬉しさがあるかもしれません。

神経衰弱と同じと思いきや、色の記憶・手先の使い方・注意の切り替えと、いろんな要素が混ざっています。そしてなんと言っても、できあがったネックレスのキラキラ感が嬉しいゲームです。

(おわり)

「騎士たちの塔」─みんなで輪ゴムを引っ張って、急いで塔を建てよう!─

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「騎士たちの塔」は、プレイヤー全員が輪ゴムを引っ張って、制限時間内に設計図通りに積み木の塔を建てる、全員協力型のゲームです。これがゲームの概要ですが、何言ってんだかわかりづらいですよね。

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2~4人でプレイできて、何人のときでもセット例はこんな感じ。箱の周りには塔の材料となる積み木が並んでいます。

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このゲームのプレイヤーは、お城で王様に仕える騎士たち。ある日、王様が「わしが帰ってくるまでに、塔を建てておくようにな!」と命じて出かけていきました。というわけで、このゲームの目的は砂時計が落ちきる前に、「設計図カード」と同じように積み木を積んで塔を作ること。手で積むならこんなの簡単なのですが…

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このゲームではこの謎の道具を使うことになっています。写真上部に見える輪っかはゴムでできていて、それ以外は普通のヒモです。

さて、ゲームを始めたらまずは「設計図カード」を山札から1枚めくって、どんな塔を建てるのかをみんなで確認。そして砂時計をひっくり返し、いよいよ塔の建設開始。

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塔を建てるには、プレイヤー全員が分担して球を持って引っ張ります。こうすることで輪ゴムが大きくなるので、まずは輪の中に積み木を入れましょう。しっかり入れて力を抜くと、ゴムがギュッと締まってそのまま持ち上げられるようになる、というわけです。

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輪と積み木をよく見て、力や角度を調節しながら引っ張ることがポイント。これが結構難しい。他のプレイヤーの引っ張り加減も踏まえて調節しないとうまくいかないので、声をかけあって協力するのも重要です。

やってみるとわかりますが、積み木をつかむときより、下ろすときの方が難しい。2段目以降は下の積み木と位置を合わせなければならないので、より慎重に息を合わせる必要があります。

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「設計図カード」にはいろいろな積み方が載っていますが、最上段は必ず「王子」「王女」「おばけ」のいずれかの積み木。形が複雑で底面積が狭いので、他のものより積むのが難しい。特におばけは難度が高いです。

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王様から作るように命じられた塔の数は3つ。砂時計が落ちきる前に、1つの塔を建てられないと失敗です。失敗すると王様コマが1マス、城に近づいてきます。4回失敗すると王様が城に戻ってきてしまって全員の負け。

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塔を建てるのは、高さが違う3つの場所。高さによって難しさがちょっと変わるので、どの塔をどこに建てるかも相談のしどころ。

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成功したところにはその証として、「設計図カード」を置いておきましょう。建てるのに成功や失敗しつつ、王様が城に戻るまでに3つの塔を建てたらミッション成功で全員の勝ちです。

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全員協力型のゲームはいろいろあるものの、「全員で息を合わせながら、力や向きを調節して手先を使う」という要素は他にはない特徴。砂時計は45秒で時間制限も結構シビアなので、うまくいったときの達成感を共有するのもしっかりうれしいゲームです。

(おわり)

「ラ・ボカ」─協力して2人同時にお題を完成させるブロックパズル─

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「ラ・ボカ」は、ペアの相手と協力しながら、お題カード通りに素早くブロックを積むゲーム。お互いの都合を伝え合ってうまくやらないと、お題をクリアできないんです。

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3~6人でプレイできて、4人プレイ時のセット例はこんな感じ。各プレイヤーに配られた大きい方のタイルは、自分の色を表しています。裏向きになっている小さいタイルは他のプレイヤーの色が1枚ずつ配られたもので、シャッフルして裏向きに置いておきます。

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自分の番では、まず小さいタイルを1枚めくります。ここでは向かいに座っているプレイヤーである緑が出ました。このラウンドでのペアの相手は緑のプレイヤーです。

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さあ、パズル開始。タイマーをスタートさせたら急いでするべきことは、ボードに1枚立てた「お題カード」と同じように積み木を積むこと。ボード中央の4×4のマスの中に並べます。真横から見た時に同じになっていればいいので、奥行きにズレがあってもオッケー。

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「お題カード」には上下に2種類の問題が載っています。いずれかを上にしてボードに立て、それを揃えるのがミッション。ただしこのカード、両面に別々のお題が載っています。つまり、対面にいるペアの相手は自分のお題とは別の積み方をしないといけないわけです。

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さて、カチャカチャ積みはじめて、お題を完成させた様子はこんな感じ。カードをよく見て、パズルを解くように考える必要があります。

では、このままぐるっと反対に回っていき、ペアの相手側の視点になってみます。

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こうなっていればオッケー。自分のことだけではなく、相手の視点も意識するのが重要です。2人とも完成させたら、タイマーを止めます。

当然ながら、完成させるには言葉のやりとりが必要。「ここ、水色いるんだけど!」「じゃあ縦向きに置いたらどう?」と、必要な条件を伝え合って、同時に満たす並べ方を見つけるのがおもしろどころ。もどかしくもありますが、うまく伝わったときに「よしっ!」となるのが嬉しい。

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斜め上から見るとこんな感じ。10個の積み木は全て使い切るというルールがあるので、お題の両側ともに見えていない茶色は、どこかしらに埋め込む必要があるわけです。こうしたところでも、コミュニケーションと立体パズルの同時進行がポイントになってきます。

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完成した時点で止めたタイマーの経過時間によって、2人とも得点をゲット。短いほど高得点で、2分を超えると0点になってしまいます。手も口も素早く動かすのが高得点への道でしょう。

順番に回していき、全員の小さなタイルが表向きになったらゲーム終了。全員が全員と2回ずつペアになっているはずです。各自得点を合計して、順位を競います。15秒以内だと10点もらえるけど、そんなのできるんだろうか?

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先ほどの「お題カード」はバックが淡い色で、まだ簡単な方。濃い方のカードを使う場合は、赤の積み木を加えてパズルの難度がアップ。11個の積み木を使い切って、両面のお題を完成させなくてはいけません。

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「相手の条件を満たしながら、自分のするべきことを達成する」って、生きてく上で誰かと何かをするときに、ほとんどついてまわるもの。そんな人生の重要な要素に、ここまであからさまに直結してるゲームってあまりない。

自分のことばかりでなく、「相手の都合も考える」ということがシステムに組み込まれている。こういうことを明確に経験するって、特に他者意識がまだ育ってないこどもにとっては新鮮なんじゃないだろうか。うまくいかなくてタイムオーバーになっちゃうときもありつつ、素早く積んで完成できたときの爽快感が気持ちいいゲームです。

(おわり)

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