ゲーム紹介

*個人戦

「トレーディングフェイス」─カードを集めて表情あてっこ─

「トレーディングフェイス」は、さまざまな感情の表情をしてみせたり読み取ったりして、カードを手に入れていくゲーム。喜怒哀楽だけにおさまらず、いろんな顔をし合うのがおもしろどころです。

箱の中身は全てカードで、まずはこちらの「感情カード」。13種類の感情があり、それぞれ3枚ずつ。これをできるだけたくさん手に入れるのがゲームの目的です。

そしてこちらは「参照用カード」。13種類の感情が一覧になっています。(日本語シールは筆者が独自に貼ったものです)

ゲームは2~5人で遊べて、4人プレイ時のセット例はこんな感じ。「感情カード」の手札が8枚ずつで、残りは山札。また、それぞれに「参照用カード」が1枚ずつです。

このゲームに「自分の番」というものはありません。全員で一斉にすることは、自分の手札から1枚選んで、隣のプレイヤーに渡すこと。カードを手に入れるためには、まず手札の中で同じカードを3枚揃えることが必要なので、それを踏まえて渡していきましょう。

渡されたカードを手札に入れて、同じカードが3枚揃ったら「ストップ!」とコールしましょう。誰もコールしなければカード渡しを繰り返していきますが、コールがあったら一度別の流れになります。

コールした人は、3枚揃ったカードに書かれている感情を、自分の顔の表情で表します。カードのイラストをまねしてもよいですし、「自分だったらこんな顔になる」という表情をしてもオッケー。

上の写真でしている表情は「とくいげ」。いわゆるドヤ顔ですが、伝わるでしょうか。他のプレイヤーに伝わると高得点につながるので、感情をわかってもらえるような表情をするのがポイントです。

続いては、コールした人の左隣のプレイヤーがその表情が何の感情を表したものかを答えます。「参照用カード」を参考にしながら、表情をよく見て、どんな感情かを推理するのがポイント。

当たったら3枚組のうちの1枚をゲット。当ててもらえたプレイヤーは上手に表現できたということで、残り2枚をゲットです。外れた場合は解答権が順番に移っていき、誰も当てられなかったら、表情をしたプレイヤーは残念賞で1枚だけゲット。残り2枚は捨て札となって誰のものにもなりません。

いずれの場合も、表情をしたプレイヤーは山札から1枚引いて手札とし、カード渡しの流れに戻ります。これを繰り返し、山札が尽きて誰かの手札が2枚以下になったらゲームはおしまい。手に入れたカードの枚数を比べて、順位をつけます。

感情の中には、表情で区別するのが難しいものも。それでも工夫すると伝わることもあって嬉しい。外れたときも「あ~、そうかあ!」「えー、わかんないよー!」と、なんだかんだ楽しい雰囲気になりやすい。表情を通して、気持ちの表現や読み取りという非言語コミュニケーションの経験が楽しくできるゲームです。

(おわり)

「ピタンゴ」─カードの言葉にハマる言葉を見つける、早出ししりとり─

「ピタンゴ」は、カードの言葉と自分で考えた言葉を組み合わせ、カードを出しながらしりとりをしていくゲーム。頭の中をいろんな言葉がどんどん駆け巡ります。

箱の中身は全てカードで、メインとなるのはこの「お題カード」。100枚あって、それぞれに形容詞や様子を表す言葉が書かれています。

さて、ゲームは3~10人でプレイできて、セット例はこんな感じ。「お題カード」は手札として7枚ずつ配り、残りは山札とします。

このゲームに「自分の番」はなく、早い者勝ちで進めていきます。ゲームの目的は、しりとりをつなげながら全ての手札を早く出し切ること。ランダムに最初の文字を決めたらゲーム開始です。ここでは「た」としましょう。

手札を出すルールは、「手札の言葉につながる言葉」かつ「しりとりとしてつながる言葉」を言いながら、その手札を出すというもの。こうして説明するとわかりづらいですね。この手札から何が出せるか、実例でいってみましょう。

「た」で始まる言葉を見つけるこの場面、ここでは手札の「毎日使う」を、「毎日使うタオルと言いながら出せる、というわけ。

今度は「る」。早い者勝ちなので「回るルーレットと、続けて出すこともできます。手札としりとりの両条件を満たすべく、どんどん言葉を思い浮かべていくことがポイント。頭の中をぐるぐる言葉が浮かんでは消えていきます。

出せる言葉を考えている途中で他のプレイヤーに出されると、また別の言葉を思い浮かべる必要が。素早い頭の切り替えも必要です。

続いては「と」。他のプレイヤーが「毒のあるトマトと言ってカードを出しました。毒のあるトマト……? そんなのあるかな?

そういう時に使えるのが各プレイヤーが持っている「イエローカード」。手札の出し方に物言いをつけるときは、このイエローカードを掲げます。半数以上のプレイヤーが掲げたら、その出し方は不可。手札を引っ込めましょう。それはないよとダメ出ししたり、いやいやそんなことないと説得したりと、はっきりした基準がない分、判定のやりとりも面白かったりします。

「でも…今の手札じゃ全く思い浮かばないよ!」というときもあるでしょう。そういう場合は、手札を1枚捨て札にして、山札から2枚新しいカードを補充できます。手札が増えるリスクを踏まえつつ、上手に活用しましょう。

こうしてどんどんカードを出していき、最初に出し切ったプレイヤーが優勝。ゲームが終わる頃には、頭使ったなーという感覚になります。ちなみに個人的には結構苦手で、最初にプレイしたときにはカードを1枚しか出せませんでした。

そうしたときに、初期手札の数を調整してハンデをつけやすいのもいいところ。おなじみのしりとりのアレンジ版として、ちょっと違った頭の使い方をするのが楽しいゲームです。

(おわり)

「サウンドカルテット」─動物の鳴きまねでにぎやかにカード集め─

「サウンドカルテット」は、他のプレイヤーからカードを集めて、同じ動物のカードを4枚揃えた組数を競うゲーム。ドイツでポピュラーなゲーム「カルテット」のアレンジ版で、ブヒブヒだのコケコッコーだの、このバージョン独特の楽しいにぎやかさがあります。

箱の中身は全てカード。大きく分けて2種類のカードがあり、上の写真は「動物カード」。13種類の動物がそれぞれ4枚ずつ。ゲームの目的は、同じ「動物カード」の4枚組をたくさん集めることです。

このゲームではプレイヤーそれぞれが「ある動物役」になります。それを決めるのが上の写真の「役割カード」で、6種類が1枚ずつ。ゲームの始めに各プレイヤーが1枚ずつ取り、その動物役となります。

さて、ゲームは3~6人でプレイできて、4人プレイ時のセット例はこんな感じ。7枚ずつ「動物カード」を配り、残りは山札です。

自分の番ですることは、他のプレイヤーに自分が欲しい「動物カード」を持っているか尋ねること。上のような手札の場合、あと2枚カエルが集まれば4枚揃うので、手に入れるべく尋ねてみましょう。

その尋ね方にルールがあります。それは「尋ねる相手の役割の鳴き声+欲しい動物の鳴き声」というもの。サル役にカエルのカードを持ってるか尋ねるときは、「ウッキー!ケロケロ?」となるわけです。

尋ねられたプレイヤーはそのカードを持っていたら、正直に1枚差し出します。尋ねた側はゲット成功、自分の番はさらに続き、誰かに何の動物を持っているか再び尋ねることができます。同じ相手に聞くのもオッケーで、同じ動物を聞くのもオッケーです。今度はフクロウ役にカエルを持っているか聞くことにしてみましょう。

今度は「ホーホー!ケロケロ?」。尋ねられたプレイヤーがそのカードを持っていない場合、「ブーッ!」と答えます。尋ねたプレイヤーは山札から1枚取って手札とし、次のプレイヤーに交代です。

こうして、ヒヒーン!ニャーニャー?、ワオーン!ブヒブヒ?などと言い合いながら、ゲームが進んでいきます。そのやりとりがにぎやかでまず楽しい。

でも、そのにぎやかさの陰には考えどころも。カードのやりとりをよく聞きよく見ておくと、次に順番が回ってきたときに有利に質問できる。「ウマのところにはヒツジが3枚あるはず…」と、やりとりを覚えておくことで、カードを集めやすくなります。

見事に4枚集まったら、「タッタラー!」と宣言し、集めた動物の鳴きまねをしながら場に出しましょう。1点獲得し、次のプレイヤーに交代です。

こんな風に続けて、手札がなくなったプレイヤーが出たタイミングでゲームは終了。その時点で一番多い得点のプレイヤーが優勝です。

動物の鳴き声がポイントになるので、ゲーム前に全員で確認するとよいでしょう。メーメー、パオーンあたりはいいとして、ロバや魚の鳴き声ってなんだろう?わいわい言いながら、楽しくルールを共有する機会にもなります。

普通のカルテットと異なり、山札があったり、自分が持っていないカードでも質問できたりと、ちょっとゲーム性が違うのも新鮮。他のプレイヤーの動向をよく観察・記憶して、「…ってことは、…ははーん!」となるのも楽しいゲームです。

(おわり)

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