ゲーム紹介

*チーム戦

「ウェンディゴの伝説」─おばけの正体を見破る、1人VSチームの対決バトル─

「ウェンディゴの伝説」は、子どもの姿に化けてまぎれ込んだおばけの正体を見破るゲーム。おばけ役の1名と、そのほかみんなのチームで、隠し通すか正体を見破るかで競います。

箱の中身は砂時計と、「キッズタイル」と「ウェンディゴタイル」が32枚ずつ。ウェンディゴとは、カナダやアメリカに伝わる精霊。右側のタイルに描かれている通り、不思議な姿をしています。

ウェンディゴは、人の姿に化けることができるらしい。ウェンディゴタイルをひっくり返すと、キッズタイルの反対面に描かれている子どもと全く同じ姿が描かれています。32枚、全て1枚ずつ対応しています。

さて、ゲームは2~6人で遊べます。ウェンディゴ役を1人決め、他のプレイヤーはキッズチームとなります。まずはキッズタイルを全て並べましょう。そして、キッズチームのプレイヤーは全員目をつぶります。

その間、ウェンディゴ役はランダムに1枚、ウェンディゴタイルを引き、子どもの絵柄面を確認します。そして、並んでいるキッズタイルの中から同じ絵柄を探して、こっそりと入れ替えます。子どもを1人さらって、ウェンディゴがまぎれ込んだというわけです。

ここまで済んだら、キッズチームは目を開けて砂時計をひっくり返します。ウェンディゴが化けてまぎれ込んだらしい…という噂ですが、誰がそうなのかはまだわかりませんよね。夜になるとまたウェンディゴが悪さをするらしいので、誰がどこにいるかしっかり確認しておくのがポイントです。砂時計が落ちきるまでの45秒間、キッズチームはタイルの絵柄と位置の覚えタイムです。

…砂時計が落ちて、夜になりました。キッズチームは再び目をつぶりましょう……。

その間、ウェンディゴが動き出します。ウェンディゴ役は、並ぶキッズタイルの中から1枚選んで隠し、それがあった場所にまぎれ込ませたウェンディゴタイルを入れ換えます。場所を移動し、また1人子どもをさらったというわけです。

さて、昼になってキッズチームは目を開けて、砂時計をひっくり返します。さっきと比べて1枚タイルが減って、子どもに化けたウェンディゴが移動しているはずです。それがどれか探してみましょう。

……が、これがなかなか難しい。30枚ほどあるタイルはどれも絵柄がまぎらわしい。キッズチームはそれぞれの記憶を出し合って、よく相談しましょう。

どれか1枚タイルをめくって、ウェンディゴが出てきたらキッズチームの勝ち。違ったら元に戻して、砂時計が落ちきるまでに再び場所を覚えましょう。次こそ見つけるために、覚え方の相談をするのも大事かもしれません。

砂時計が落ちたら、再び夜。キッズチームは目をつぶり、ウェンディゴ役は1枚さらってタイルを移動させます。キッズチームがめくるチャンスは全部で5回。その中で成功させたらキッズチームの勝ち、失敗したらウェンディゴ役の勝利です。

上の写真で見ると簡単そうですが、実際にキッズチームでやってみた個人的な感想は、かなりちんぷんかんぷん。それでも、「ここら辺のは確実に違う」「こっちが怪しい…」と意見を言い合って、成功させることができました。

何日目かよくわかるように表示を自作してみました。ウェンディゴ役も、どこに移動したらばれなさそうかタイルの位置や絵柄について考えどころがあります。簡単なルールながら、正体を隠すドキドキ感やチーム内のやりとりで盛り上がるのが楽しいゲームです。

(おわり)

「アルゴ」─論理的に考える数字あてっこ─

「アルゴ」は、相手の前に並ぶ数字カードが何かを当て合うゲーム。ルールはシンプルながらも、わかっている情報を結びつけあって論理的に考えるのが面白いゲームです。

箱の中身のメインは、24枚の数字カード。黒と白の2色があり、それぞれ0~11が1枚ずつあります。

ゲームの目的は、相手の前に並んだ数字カードが何かを当てること。並べ方にはルールが2つあります。1つは、自分の左から右に向かって数字を小さい順に並べること。もう1つは、同じ数字が2枚あるときは黒を左側に並べること。まずはこの並べ方を覚えましょう。

さて、ゲームには1~4人で遊べますが、ここでは基本の2人プレイを紹介します。シャッフルしたカードを4枚ずつ裏向きで配り、カードの数字を相手に見えないにように確認します。そして、並べ方ルールに則って、裏向きで自分の前に並べます。残ったカードは山札です。

自分の番にまずするのは、山札の一番上を引いて、それが何かを確認すること。確認したら、そのまま場に伏せて「アタック」という行動に移ります。

「アタック」では、相手の裏向きのカードのうちどれか1枚の前に、引いたカードを置きます。そして、その相手のカードの数字が何であるかを予測して宣言します。

上の例では、「3」と宣言しました。相手の返事は「ノー」。これは、違っていた場合に言うものです。「ノー」だった場合は…

手にしていたカードを表にして、並べ方ルールに則って自分の場に並べます。そして相手の番に交代です。

ちょっと巻き戻して、宣言した数字が正しかった場合も見てみましょう。

「4」と宣言したところ、相手の返事は「イエス」。これは、正しかった場合に言うものです。この場合、相手はカードをめくって数字が見えるようにします。

このあとアタック側のプレイヤーが取れる選択肢は2つ。1つめはカードを別の場所に移動させて「アタック」を続けること。もう1つは、カードを伏せたまま並べ方ルールに則って自分の場に並べ、アタック側を相手と交代すること。攻撃を続けるか、防御を固めるか、といった具合です。

序盤はわかっている情報が少ないので、勘に頼る部分も多いですが、進むに従ってだんだん相手のカードが何なのか、論理的にわかってきます。

例えば上の写真の場面。「?」の数字が何なのかは、「全体のカード構成・自分のカード・並べ方のルール」という、既にわかっている情報を組み合わせて考えれば確定させられます。(3と1)

ここまでわかりやすい場合ばかりではなくても、「あそこは3択だな……こっちは2択まで絞れるぞ」など、当たる確率の高い方を選べることもしばしば。引くカードや勘といった運の要素もありつつ、論理的に考えることでうまくいく確率は上がります。

こうしてやりとりを続け、先に相手のカードを全て明らかにしたプレイヤーが勝ち。

3人・4人でも同様のルールでプレイできるほか、4人のときには「ペアプレー」という2対2のチーム戦もある。また、1人プレー用のルールもある。(各ルールの詳細はこちら)

ここがこうだからこうなって…と、理由をつけて考えるのがポイント。それ以前として、わかった結果の記憶や、わかっている情報をちゃんとそれとして扱うこともまず大事。

奥行きはあるけど、それが深すぎず全てに手が届きそう…と予感できる範囲であることも、論理的に考える意欲を喚起するように思える。この記事で紹介した考え方のコツはごく一部ですが、やっていくうちに「なるほど…ここがこうだから…」と、だんだん理屈がわかっていくのも楽しいゲームです。

(おわり)

「ミノとタウリ」─相棒とワイワイ協力して、アイテム探す迷路探検─

「ミノとタウリ」は、ボードの向こうのプレイヤーと協力して、迷路に散らばるアイテムを素早く手に入れるゲーム。相手と忙しくワイワイやりとりするのが盛り上がります。

2~4人でプレイできて、おおまかなセット例はこんな感じ。立ててセットされたボードの左上には、赤と青のコマが。それぞれ磁石が仕込まれているので、ボードを挟んでくっつき合っています。

何人でプレイする場合もすることのベースは同じですが、2人プレイ時の進め方を説明しましょう。ボードを挟んで2人が座り、お互いに協力して進めていきます。

ゲームの目的は、迷路に散らばるアイテムのところまでコマを移動させ、約3分の砂時計が落ちきるまでの間にできるだけたくさん手に入れること。手に入れるアイテムは、山札のアイテムカードをめくって指定されます。上の写真では、「ワームホール発見器」なるものが出てきました。

目指すアイテムは、赤コマのすぐ下にあります。というわけで、赤コマ側のプレイヤーがコマを持って移動させましょう。ただし、アイテムの手前に壁があるので、このまま進むことはできません。

「すぐ下がアイテムなんだけど、壁あるんだよね。そっちはどう?」と、相棒に聞いてみましょう。

さて、その状態を反対側から見たところ。磁石でくっついた青コマも一緒に動いています。両側の迷路は違っていて、こちらのボードには壁がない。これなら青コマ側のプレイヤーがコマを持ち、下に移動できます。こうしてめでたく赤コマがアイテムをゲット。手に入れたアイテムは共有の得点となります。

時計の砂はどんどん落ちていくので、先を急ぎましょう。再びアイテムカードをめくって、次のアイテムが指定されます。

まずはお互いの状況を伝え合うのがポイント。左右は相手と入れ替わるので、言葉だと伝わりづらいかも。指で示すなど、コミュニケーションの仕方を工夫するとうまくいきやすい。

やってみるとわかりますが、3分の間とにかく話しっぱなし。そのうちお互いの見えない壁を覚え合って、やりとりがうまくいきやすくなるのも気持ちがいい。「あっちはここに壁がなかったはず!」と、記憶しておくのもポイントです。アイテムは全部で12個ですが、3分間で全て手に入れるのはなかなか難しいです。

迷路ボードはA~Dの4枚あり、その順に難度が上がっていきます。ここまでの例で使っていたのはBで、写真左のはA、右のがD。どのボードを使うかは一緒に遊ぶみんなで決めて、難易度調整ができます。

3~4人プレイ時は、自分の色を決めて全員で協力したり、パートナーを変えてペアごとの得点を競ったりする遊び方もできます。ベース部分は紹介した通りで、人がてきぱきあたふたやってるのを見てるのも面白いです。

互いの状況を、的確かつ素早く伝えるコミュニケーションを積極的に取り合うのがポイント。進めるうちに、相手と息があってススーッとアイテムまでたどり着ける瞬間があるのも気持ちいいゲームです。

(おわり)

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