「SOSダイナソー」は、迫り来る溶岩から、タマゴを回収しつつ恐竜を逃がす全員協力型のゲーム。どんどん流れてくる溶岩がビジュアル的に危機感を煽ってきてスリルがあります。

セット例はこんな感じ。説明書には1~4人用とありますが、やろうと思えば何人でもできて、何人でプレイするときもセットの仕方は同じです。

恐竜たちが平和に暮らしている国で火山が噴火しはじめた……という設定。ゲームの目的は、4頭の恐竜たちに点在する6つのタマゴを回収させつつ、ボードの隅にある山へと避難させることです。恐竜フィギュアや組み立て式の山がよくできていて、気分が盛り上がります。

自分の番にすることは、袋から1枚タイルを引くこと。溶岩タイルだった場合は、描かれた花の色で対応する火山の溶岩につながるようにボードへと配置します。どんどん溶岩が流れ出てくるイメージです。

タイルには、何かしらのマークが描かれています。上の写真では、恐竜の足跡が1つ。

この場合、花の色と異なる恐竜3頭のうち、いずれか1頭を1マス動かせます。それぞれの恐竜をどんなルートで避難先の山へと動かしていくか、見通しをもって考えることがポイントです。タイルのマークに対応した行動をしたら、次のプレイヤーに交代します。

タイルの多くは溶岩タイルですが、たまに出てくるのが上の写真の隕石タイル。このタイルを引いたときは、同じシンボルが描かれたマスにドーン!と置きましょう。ここに恐竜がいた場合、死んでしまうので要注意。また、隕石は障害物となり、そのマスは通行できなくなります。

ただし、描かれている足跡は2つ。どれか1頭の恐竜を2マス進めるチャンスです。

タマゴのあるマスに恐竜を移動させると、無事にタマゴをゲット。6つあるタマゴをできるだけたくさん回収するのもゲームの目的ですので、避難させつつタマゴを効率的に手に入れるのも考えどころです。

こうしてタイルを引きつつ、恐竜を移動させてゲームが進んでいきます。グラグラ熱い溶岩が迫ってくるわ、ときどき隕石が降ってくるわで、「うわーっ!」という危機感あふれる雰囲気。全員協力型ですから、ドキドキ感を共有しながら、どうしたらうまくいくか相談しましょう。

ボードの隅の山へと恐竜を移動させたら、避難成功。ゲームの達成度は成功か失敗かだけで判断するのではなく点数式。恐竜1頭の避難で2点、タマゴ1個の回収で1点、合計で14点満点です。

溶岩タイルの中には、流れが行き止まりになるものも。そのあと再び同じ花の色の溶岩タイルを引いたときは…

溶岩の圧力が高まって大爆発、火山を取り除きましょう。4方向に溶岩が広がるタイルが出てくるのでそこにタイルをつなげます。溶岩がさらに広がっていくわけです。

ゲームが進むうちに、溶岩の流れはかなり広がっていきます。溶岩タイルを置く場所に恐竜がいたら死亡、タマゴがあったら消滅というルールなので、厳しい展開になることも。高得点を目指して、タイルの配置や恐竜の移動についてみんなで考えましょう。

山に避難したり死亡したりして恐竜がボード上にいなくなったら、また、袋にタイルがなくなったらゲーム終了。得点を確認しましょう。運と作戦と相談の総合得点、という感じになるでしょう。

より難しくしたい場合は、開始時にボード上に置く障害物を増やすルールも。実際にやってみたところ結構難しくなって、挑戦のしがいがあります。

真っ赤な溶岩が広がっていく切迫感にドキドキさせられるのが魅力。もちろん協力型ですから、難局を乗り切るために知恵を出し合うおもしろさもじっくり味わえるゲームです。

(おわり)