「答えてミ~ナ」は、指定された条件に合う言葉をすばやく見つけるゲーム。頭の中を言葉がめぐり、あせったりひらめいたりするのが楽しいゲームです。

箱の中身は全てカード。カードの種類は3種類で、「何文字カード」「50音カード」「どんなものカード」が12枚ずつ。カードには、文字数や使う音、ジャンルや特徴が示されています。

ゲームは2~6人でプレイできて、セット例は何人でもこんな感じ。カードはシャッフルし、種類ごとに裏向きの山札とします。このあとの進行上、山ごとにカードをめくる担当を決めておくと進めやすいです。

ゲームはラウンド制。ラウンドを始めるときは、かけ声に合わせてそれぞれの山札から1枚カードをめくって出します。

ここでは「3文字」「さ行」「いきもの」の3枚が出ました。これは、「3文字で、さ行の文字が含まれる、いきものを言ってね」という意味。めくった瞬間から考え始めて、3つの条件を満たす言葉を言うことを目指しましょう。条件を意識しながら、頭の中にどんどん言葉を思い浮かべることがポイントです。

この場合、例えば「サンマ」と言えれば正答。さ行の文字は冒頭でなくてもオッケー。他にも「カラス」「イワシ」「スズメ」など、いろいろありそうです。

最初に言ったプレイヤーは、3枚あるカードの左上に注目しましょう。1~3の得点が書かれているので、3枚のうち一番得点の高いをカードを手に入れます。上の写真の場合は「いきもの」の2点をゲット。他の2枚は誰のものにもならず、このあとのゲームでは使いません。

これで1ラウンド終了。3種類それぞれのカード枚数である12ラウンドおこなったらゲーム終了。合計得点で順位を決めるというわけです。カードごとに得点差があるので、たくさんのラウンドを取ったからと言って勝てるとは限らないのもおもしろいところ。

上の写真は私がプレイしたとき、とあるラウンドで出てきたカード。探すのは「5文字で、な行の文字が含まれる、30cm未満」の言葉です。

…なかなか難しい。カードをめくったあと、しばらく静まり返ることもしばしば。あせる気持ちをおさえて、条件を満たす言葉を考えましょう。

沈黙のあと、あるプレイヤーが叫んだ言葉は「ニシキヘビ!」。いやいや、それってあり? だってニシキヘビって30cm以上あるでしょう。

マニュアルには「判断が難しい場合、みんなの同意があれば正解です」と書いてある。物言いがついたこのときも、叫んだプレイヤーは「だって生まれたばかりはちっちゃいでしょ、だから30cm未満のニシキヘビは存在するでしょ!」と、ダメもとっぽく主張。意外なことに、他のプレイヤーも「…うん、まあそうか」と納得して、ニシキヘビは有効という結論になりました。

というわけで、判断が微妙なときにはそれぞれの考えを言い合って決めるのもおもしろどころ。無理くりアピールしたり、論理的に返したりと、真剣に、あるいはゆるい感じで、やりとりするのも楽しいです。

小さなこどもがいるときには、言葉を探す条件が3つだと難しいかもしれません。そのときにはカードを2種類にして易しくするのもよさそうです。

また、早い者勝ちのルールは実力差が出すぎることも考えられます。そうした場合は、それぞれにミニホワイトボードを配って、1分くらいの時間制限内でいくつ書けるかというルールにするのもよさそう。力の差があっても「自分なりにできた感」が得られやすくなるかもしれません。

ルールがシンプルな分、メンバーや状況に合わせてアレンジしやすいのもいいところ。言葉が頭を駆けめぐり、してやったり感を味わったり、感心させられたりするのが楽しいゲームです。

(おわり)