「ゾンビキッズ:進化の封印」─協力してゾンビを倒し、「進化の封筒」を開封しよう─
「ゾンビキッズ:進化の封印」は、全員で協力して学校にどんどんやってくるゾンビを倒しながら、校門にカギをかけていくゲーム。繰り返し遊ぶ中で「進化の封筒」を開封し、新しい要素が加わっていくのが新鮮で楽しいです。
ゲームは2~4人で遊べて、3人でプレイするときのセット例はこんな感じ。ボード中央の3つのキャラクターが各プレイヤーのコマとなります。そして、ボードの四隅にある校庭にいるのが…
学校に侵入してくるゾンビ。初期状態では4体のゾンビがいます。写真でもわかりますが、校庭には校門があります。ゾンビを倒しながら4つの校門にカギをかけることがゲームの目的です。
さて、自分の番ではまずサイコロを振ります。絵が描かれた面が出たら…
絵と同じ色の部屋にゾンビが出現します。サイコロ6面のうち、絵がないのは1面だけ。そのため、ほとんどの場合ゾンビは出現してきます。
続いて、自分のコマを移動または待機させます。移動させる場合、今いる場所とつながって隣り合う部屋・校庭にコマを動かしましょう。待機の場合はそのままとどまります。
移動先と待機場所、いずれもそこにゾンビがいる場合は退治できます。ゾンビのタイルを取り除いて、ボードの脇にあるソンビ待機列に戻しましょう。ゾンビは同じ場所にいる2体まで倒すことができます。
とは言え、そう簡単に話が進まないことも。ゾンビが同じ場所に3体以上出てきてしまったら、その場所に入れなくなります。基本的に倒すことができなくなるので結構なピンチです。
そして、ボード脇のゾンビ待機列がなくなり、そのあと振ったサイコロでゾンビ出現の目が出るとミッション失敗でゲームオーバー。学校はたくさんのゾンビに占拠されて取り返しのつかないことになってしまった…というわけです。
そうならないように、コマをうまく移動させてゾンビを倒していくのがポイント。どうやって動いていけばいいか、状況から判断して考える必要があります。全員協力型ですので、みんなで知恵や意見を出すことで、うまくいく確率は上がるかもしれません。
このゲームの目的は校門にカギをかけること。校庭に2人のプレイヤーが集まったら施錠できます。目印にチップを置いておきましょう。
そして、4つの校門にカギをかけるとミッション成功です。(中にゾンビが残っていてもオッケーです。個人的には、封鎖して新たなゾンビは出現しなくなったので中のゾンビはこれからじっくり倒す、という解釈をしています)
ただしこのゲーム、これで終わりというわけではありません。
箱の中には「進行チャート」なるものと、それに貼るシールが入っています。遊んだ回数や、満たした条件によってシールを貼っていきましょう。
チャートには、ところどころ封筒のマークのついた箇所があります。そこにシールを貼れたら……
箱に入っている封筒を開封します。中身には、自分たちが新たな能力を手に入れたり、ゾンビ側がパワーアップしたりする「新しいルール」が書かれています。これを加えて新たにゲームを始めることができるわけです。
封筒は全部で13枚。私もまだ途中までしか開けていませんが、どんなことが起きるのか楽しみです。加わったルールに合わせて、改めて戦略を考える必要もありそうです。
ベースのルールでも考えどころがありつつ、新規ルールで「こうする方がよくない?」「いや、こういう方法もあるかも」と相談もさらに盛り上がります。封筒を開けて「こんな風になるのか!」という驚きを共有するのも楽しいゲームです。
(おわり)