「アミーゴバンデッド」─ほどよくもめながらジャングル探検─

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「アミーゴバンデッド」は、忍び寄るドラゴンより早く宝を得るべく、ジャングルの道をつないで宝箱にたどり着くことを目指す、全員協力型のゲームです。探検隊になった気分で盛り上がります。

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中身をセットしたところはこんな感じ。ボードの周りにはたくさんのタイルを散りばめます。プレイヤーは全員でチームになって、ジャングルを出たところにある洞窟の宝箱を目指します。

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自分の番にすることは、タイルを1枚めくって道をつないでいくこと。すでに並べてあるタイルにつながるようにしか置けないので、上の写真のように分岐がある場合は考えどころです。

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ジャングルに落ちているカギのところまで道をつなげられると、カギをゲット。カギは全部で4つありますが、宝箱の錠前は3つ。つまり、1つは取らなくても大丈夫なので、道をつなぐときに取捨選択を考える必要が出てきます。

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さて、タイルをめくって出てくるのは道ばかりとは限りません。時には写真のようにドラゴンも登場。これはボード下部の枠に並べていきます。これが出るたびに、ドラゴンも宝箱に近づいていきます。

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どのカギを取るか、どう道をつないでいくか。最後はタイルをめくったプレイヤーが決めるべきでしょうが、よりよい選択に気付いてなければ他のプレイヤーもどんどん意見を出すといいでしょう。中には意見が分かれる場面もあって、それぞれ自分の考えのよさや理由を伝え合います。

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ほどよくもめていくうち、プレイヤーチームもドラゴンもだんだん宝箱へと近づいていく。上の写真は、次に出るタイルが道かドラゴンかで、探検の成否が決まる場面です。ちなみに下の丸いのはおやつタイル。取らなくてもよいですが、取っておくとドラゴンタイルを1枚おびきよせることができるので、取っておくかどうかが迷いどころ。

タイル運に道のつなげ方という思考が絡み、その選択に意見を出し合って決めていくのが面白いところ。「こっちがいいよ!」「いや、そっちだろ!」と、ほんとに道なきジャングルを探検してるかのような気分を味わえるのが楽しいゲームです。

(おわり)