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月別アーカイブ: 2015年11月

「大怪獣コトバモドス」─ひらがなパズルの出し合いっこ─

突然ですが、まずはこのひらがな9文字を見てください。

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なんだかさっぱりわかんないですよね。これは、私が3文字の言葉を3つ作って、それをバラバラにしたものです。3つの言葉に戻すことができるでしょうか?

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「大怪獣コトバモドス」はそういうゲーム。言葉のセンスや柔軟性を発揮したり、人のそれらを知ったりするのがおもしろどころです。

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2人から5人まで遊べますが、3人でのセット例はこんな感じ。まん中で山になっているのがひらがなの文字タイル、怪獣の絵が描かれているのはつい立てです。

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プレイヤーはそれぞれ、山から文字タイルをランダムに25枚取ってつい立ての陰に並べます。そして、3文字の言葉を3つ作ります。

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試しに作ってみたのはこんな感じ。これが最初の写真の答え、ということになります。

参加者のうち、最初に3つの言葉を作れたプレイヤーは透明の1点チップをもらえる。得点のチャンスはこのあとも何回か出てきますが、まずは文字タイルをよく見たり動かしたりしながら、頭の中の語彙と照らし合わせて素早く言葉を作ると得点になる。

さて、全員が言葉を作れたら、使った文字タイルを裏返してよく混ぜ、隣のプレイヤーに渡します。

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というわけで、隣のプレイヤーになったつもりになって、回ってきたのが最初の写真。これを並び替えて3つの言葉を作っていくわけです。ここでも最初に3つの言葉を作れると、水色の3点チップをもらえます。

ただ、元の言葉通りになるかというとそうでもなくて…。

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こんな風に並べる人もいるかもしれません。「れんげ」は同じでも、「あたい」と「こしつ」は元の人が作ったのとは違います。(元は「しあい」と「こたつ」)

最初に言葉を3つ作ったプレイヤーが砂時計をひっくり返し、砂が落ち切ったら他のプレイヤーは作るのが途中でもやめて答え合わせ。正解の数だけ得点チップをもらえます。これを4回繰り返し、最も得点の多いプレイヤーが勝ち、というのが説明書の基本ルール。

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やってみるとわかるが、意外にも自分で作った言葉がなんだったかわからなくなることがある。それを防ぐためにメモ用紙とボールペンもセットになっている親切設計。

このゲーム、それぞれのステップで得点チャンスがあって、ゲーム的ながんばりどころの盛り上がりがある。ただ、得点を抜きにしても、「言葉を3つ作る」「人が作ったのを戻す」「自分が作ったのを人がどんな風に戻すかを見る」という、することの根幹がすでに十分おもしろい。

特に、自分が作ったのを人が並べて戻す様子を見ているのが楽しい。自分以外の発想をライブで覗き見ていると、心の中で「あー、違う違う」「そういう言葉もあったか!」と言いたくなる。そのうちルールを忘れて「ヒント出そうか、ひとつは食べ物だよ」「1文字目は合ってる!」といったやりとりもしたくなる。

特にこどもとやるときは得点を競う要素を除いて、作った言葉のクイズをいろいろやりとりしながら解き合うアレンジにしてもじっくり楽しめていい。言葉を作るのも楽しいけど、他の人がわかってくれて戻してもらえることも嬉しく感じるからだ。本気ゲームとしても、コミュニケーションツールとしても楽しいゲームです。

(おわり)

「ベストフレンドS」─気持ちを、想像する/発見してもらう─

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「ベストフレンドS」は、出されたお題に対して、出題者が一番気に入る答えを回答するゲームです。相手の気持ちを想像する楽しさが基本ですが、想像された答えが自分でも気付いていなかった新しい発見になるのもおもしろどころです。

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4人~6人で遊べますが、4人プレイ時のセット例はこんな感じ。まん中にあるのが質問カードで、それぞれのプレイヤーには答えを書くための道具が配られます。

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交代で回ってくる出題者は、質問カードを1枚引いて質問を発表します。他のプレイヤーは、出題者が喜んだり気に入ったりするような答えを想像して、内緒で書き込みます。

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書き込むのは、セットになっている「ピクセルスレート」という超薄型のボード。付属のマグネットペンで軽く書くと、はっきり読み取れる線が描けます。使い捨てではなく、汚れも発生せず、書き心地もスイスイと快適。

さてこの場面では、出題者の心のうちを想像して、何ががいいかと考えるのがおもしろい。一番気に入ってもらうことを目的に書きますが、他の人と答えがかぶるとあとで選択肢から取り除かれるので、かぶるのを避けることを意識する必要があるのも考えるスパイスになって楽しい。

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全員が書き終わったら、出題者は裏返しに集めてシャッフルして公開。もしかぶったカードがあれば、ランキングの選択肢から取り除きます。そして、一番「こりゃ違うな~」と思うのから外していき、最後に残ったベストアンサーを書いた人を確認。その人に1点入ります。

「どれがいいかな?」と考えるのはもちろん楽しいし、そもそも「自分の気持ちの予想として、こんな答えが出てくるのか!」と知るのも意外なおもしろさがある。思いも寄らなかった答えが出てきてそれが気に入ったら、自分の知らなかった自分を人に発見してもらえたことになる。

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1問終わったら、答えを消して出題者を交代。ピクセルスレートに書いたものは、マグネットペンの柄を裏側から当ててさすると消えていく。しっかり消えるので、書き残しがたまっていくような感じもない。

出題者を2周回して得点を競うのが説明書の基本ルール。もちろん、そこは柔軟にしてオッケーとも書いてある。

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質問カードの右下には、そのカードの質問の特徴を表す印がある。左から、赤は「子供向け」、青は「大人向け」、緑は「親近感が感じられる」、オレンジはいわゆる「大喜利系」といった具合だ。メンバーによってあらかじめ選んでおいてもいい。もちろん、写真のようにオールマイティに印がついてるのもある。

ルール上は得点もつくけど、それはあまり意識しなくても生まれるやりとりだけで十分楽しいタイプのゲーム。「えっ、そうなの?」「ズバリこれでしょ!」「よくこんなの思いつくなー」と、いろんなファインプレーや発見で盛り上がります。

(おわり)

「カードライン動物編」─へー!そうなんだ!の答え合わせ大会─

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「カードライン動物編」は、さまざまな動物の体長・体重などを予測して正しく並べるゲームです。長さや重さはまだしも寿命まで問われるので、「そんなのわかんない!」「意外と合ってた!」とワイワイやるのがおもしろどころ。

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8人まで遊べますが、3人で遊ぶ際のセット例はこんな感じで、それぞれの手札は4枚。場に並べたそれらを全て出して手札をなくした人が勝ちです。

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自分の番では手札から1枚選んで、場の中央にあるカードの隣に並べます。上の写真ではメガネカイマンが場のカード。カード下部に並ぶ3つの数字は、左から体長・体重・寿命を表しています。ゲーム開始前に、これから行うゲームではこれらのうちどれを比べて並べるか決めておきます。ここでは左の体長を比べることにしましょう。

イノシシはプレイヤーが出そうとしている手札。裏にはメガネカイマンと同じように3つの数字が載っていますが、まだ見ることはできません。イノシシの体長がメガネカイマンより長いと思ったら左側、短いと思ったら右側に出します。それを決めたら裏返して答え合わせです。

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右側に出したところ、短かったので正解。このまま並べて、手札を1枚減らせます。

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次のプレイヤーが出そうとしているのはコモドオオトカゲ。うーん、これは難しい。場にある2匹の動物の中間くらいの体長かな…と見当をつけたとして、その間に出すことにしました。

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しかし、コモドオオトカゲは2.7mでメガネカイマンより長いです。残念ながらこの場合は不正解。

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はずしてしまったカードは並べず捨てて、山札から1枚取って手札に加えます。はずれたので手札を減らすことができません。こうした流れを繰り返し、手札をなくすことを目指します。

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始めのうちはまだわかっても、場のカードが増えて数字の間が詰まってくると難しい。どこに入れればいいのか、実際の動物を思い出して見当をつけることが必要になってくる。

正しく予想して手札を減らすのがゲームの目的ですが、答え合わせをするたびに「おおっ、当たった!」「そこかあ~」「そうなのか!」と、みんなで声をあげて感心したり驚いたりするのも楽しい。例えば上の写真のニワトリ、試しに体長をプレイヤーそれぞれが両手の間で作ると、意外と違っていたりするのも面白い。

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上の3つ、体長比べはすぐわかるでしょう。それに関連する体重もまあわかる。ただ、寿命だと難しい。あんまり見当がつく人、いないんじゃないでしょうか。(答えは選択反転すると出てきます→・クロアリ 3年・シマウマ27年・ホホジロザメ41年)

勝敗を楽しみながらも、みんなで「へえ~」「そうなんだ!」と言い合って、一緒に知識を得たり、感心したりするのが楽しいゲームです。

(おわり)

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