「ごきぶりサラダ」は、条件に適した野菜の名前を次々とコールしていくゲーム。ゲーム名から感じ取れる意味でのやばさはありませんが、頭の混乱度はやばいかもしれません。

2~6人でプレイできて、4人プレイ時のセット例はこんな感じ。全てのカードを全員に裏向きで配りきり、それを重ねて個人別の山札とします。ゲームの目的は、一番先に山札をなくすことです。

カードのほとんどは「野菜カード」。トマト・レタス・パプリカ・カリフラワーが、それぞれ30枚ずつです。

自分の番にすることは、山札を1枚めくって、野菜の名前をコールしながら場に置くこと。出すときの基本ルールは、「めくったカードに描かれた野菜の名前を言いながら場に出す」というもの。ごく普通ですね。

プレイヤーが順番にカードの野菜をコールして、順調に場に出していったとします。写真ではわかりやすくするためにずらして置いていますが、本来は重ねて出していきます。

さて、場にレタスが出された状態でレタスをめくったプレイヤーがいました。カードを出すときのルールには例外があります。「例外1」は、「めくった野菜が直前にめくられた野菜と同じ場合、それ以外の野菜を言う」というもの。ですから、ここでは「レタス!」と言えません。そのほか3つの野菜ならオッケーですので、ここでは「トマト!」と言ったことにしましょう。

もし、レタスと言ったらアウトになってしまいます。3秒以内に言えない場合もアウト。「うーん…」「えーと…」などと余計なことを言ってもアウト。ルールは結構厳しい。アウトになったら、場に置かれているカードを全て引き取り、自分の山札の下に入れなくてはなりません。素早く正確な状況判断をして、正しく行動に移すことがポイントです。

次のプレイヤーはトマトをめくりました。「トマト!」と言いたいところですが、もう1つ例外があります。「例外2」は、「めくった野菜が直前に言われた野菜だった場合、それ以外の野菜を言う」というもの。ですから、ここで「トマト!」と言ったらアウトです。聞いたことを覚えておかなくてはなりません。

これらの「野菜カード」だけのルールでも結構難しいので、慣れないうちは野菜カードだけで遊んでもオッケー。ただし、通常ルールでは「ごきぶりカード」も登場します。

野菜に×印がついている「ごきぶりカード」。4種類の野菜が2枚ずつ入っています。

これをめくった場合は「ごきぶり!」と言いながら場に出しましょう。これは簡単。そして次からカードを出すときは、ごきぶりカードが一番上になった山とは別の山を作り、そこに出していきます。

この例のようにトマトのごきぶりカードが見えている場合、「トマト!」と言ったらアウト。上の写真の場合では、トマトを引いても他の野菜を言わなくてはいけません。ここでは「レタス!」と言ったとしましょう。

続いてのプレイヤーが引いたのはレタス。何と言ったらよいでしょう?

この場合、「例外2」のルールで「レタス!」と言ったらアウト。また、トマトのごきぶりカードが出ているので「トマト!」もアウト。そのときの条件に合った判断をしなくてはいけません。この場合は「パプリカ!」または「カリフラワー!」と言う必要があります。

それを3秒以内にしないといけない。「あー」とか「うー」とか言ってもいけない。なかなか厳しいですが、条件に合わせて素早く答えを弾き出すって、プログラムを処理するような感覚かもしれません。

ごきぶりの絵柄は憎たらしいけど憎めないようなデザインで、「ヘーンッ!」と言われているようにも思えてくる。3秒制限という緊張感のある中、条件を正しく判断して言えるとスカッとするのが楽しいゲームです。

(おわり)