「ゴーストタワー」─協力しておばけをつかまえる、アレンジ版神経衰弱─

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「ゴーストタワー」は、記憶を駆使しておばけをつかまえる、全員協力型のゲームです。

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中身のセット例はこんな感じ。ボード上部にある時計は、10時にセットして始めます。

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プレイヤーが自分の番ですることは、タイルを1枚めくること。おばけは体の色が8種類ありますが、ここでは黒おばけが出ました。

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次のプレイヤーに順番が移り、めくって出たのは紫おばけ。同じ色のおばけは3匹ずついて、3枚続けて出せるとつかまえられますが、ここでは違ってしまいました。

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この場合、めくったタイルは伏せなおし、時計を5分進めます。こうして失敗すると時計が進み、12時になるまでに全てのおばけをつかまえなければいけません。

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3人がめくったおばけの色が同じ場合は、つかまえることに成功です。

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つかまえたおばけは、ボードに描かれたタワーにある同じ色の部屋に連れていきましょう。この場合、時計の針は進みません。

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2枚が同じでも、3枚目が違ったらやっぱり失敗。伏せなおして5分時計を進めます。「緑、どこだっけ?」「これだったはず…」「いや、こっちだよ!」と、プレイヤーそれぞれの記憶を交流させるのがおもしろどころ。おばけの色やタイルのゾーンごとに記憶担当を分担するなど、協力して作戦を立ててもよいかもしれません。

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さあ、時計が12時になるまでに全てつかまえましょう。このゲーム、序盤は適当にめくるしかなく、それゆえ時計の針がどんどん進むばかりで結構心配な気持ちになりがち。ただ、だんだんおばけが減ってくると成功率も上がっていくので、盛り上がりが加速するのもポイント。ミッション成功に向かっての一体感を味わえます。

スタートの時刻を調整すれば難易度調整も簡単。目的もすることもわかりやすく、小さなこどももハラハラしながら楽しめる全員協力型のゲームです。

(おわり)