「マナー豆 匠」は、お箸で豆をつかんで運ぶゲーム。2人で対戦するほか、お絵かきのような遊び方も楽しめます。

説明書にはいろいろな楽しみ方が載っていますが、ここではまず2人用の「盛りつけ対戦」を紹介します。セット例はこんな感じで、自分の担当色を決めて、その豆と箸を使います。

よーいどんの合図で、箸で豆をつかみ、自分の手前側のマスから埋めていくように運びます。先に全ての豆を置いた人が勝ち。

豆は25個ずつで50個、マスは49個なので、必ず勝負がつくようになっています。器用に手を使ってしっかり豆をつかみ、素早く移動させるのがポイントです。

というわけで、遊び方はすごくシンプル。ただ、豆の形には4種類あって、つかみやすさが違います。いずれも鼻は少し突起になっているので、そこにうまく箸先をひっかけるとうまくいきます。つかみ方の角度や向きを工夫することで、効率アップというわけです。

それにしても、豆も箸もツルツルした素材でかなりすべりやすい。つかんだつもりがスポーンと飛んでいってしまうこともしばしば。個人的には結構イライラするレベルの難しさ。それでもやっていくうちにうまくなっていく実感はもちやすいので、根気強く続けるのもよい経験になりそう。

小さい子にはただでさえ難しい箸づかいですが、この箸で豆をつかむのは普通の食事よりもずっと難度が高い。そこで、自転車のタイヤに使う虫ゴムを先っちょにつけてみたところ、一気につかみやすくなりました。かなり扱いやすくなるので、難しさの調整や対戦時のハンデとしておすすめです。

また、豆を収納する容器は入れ場所が4つあり、形が違います。やってみるとわかりますが、どこに入れたかによってつかみやすさの違いがあるので、ここでも調整が利きます。

説明書には対戦だけでなく、1人用の遊び方として「盛りつけ」の例も載っています。上の写真はお花。見本を見て、豆と箸先を見て、マスの対応する位置を見て…と、手先を使いながらの視線移動は結構やりごたえあり。1人でじっくりやるのもいいし、2人で分担・協力してやってもよさそうです。

私が子供とやってみたのは、いろんなひらがなを描いてみること。「た」あたりは忠実に再現しやすいですが、マス目数の関係で表現にデフォルメが必要な字もあります。限られた空間の中で、どこをどう表現するかには結構考えどころがありました。

説明書には「はさみ将棋」をこのマスでやってみる遊び方も載っています。他にも工夫次第で、楽しみながら手先を使う経験になりそうなゲームです。

(おわり)