「コードロンクエスト」は、悪の魔法使いを倒す薬に必要な材料を集める、全員協力型のゲーム。魔法の世界が舞台の、思考タイプの変則すごろくです。

箱の中身のうち、まずは悪役から紹介。帽子のコマは邪悪な魔法使いで、ボード上をうろうろします。黒タイルは手下の邪魔者たち。薬の材料集めを邪魔してきます。

こちらは、魔法使いを倒す薬の材料。いかにもそれっぽい、ちょっと不気味なアイテムたち。緑のボトルの底と白タイルに描かれていて、対応するようになっています。

ゲームの準備として、このうちボトルは材料が見えないように立ててシャッフルしましょう。白タイルはランダムに3枚引きます。

さて、ゲームは2~4人で遊べて、何人プレイ時もセット例はこんな感じ。ボトルと魔法使いコマは指定のスタートマスにセット。黒タイルは伏せて外側に置いておきます。ランダムに引いた3枚の白タイルは、表向きにしてボードの真ん中に置きます。

「コードロンクエスト」のコードロンとは、大きな釜のこと。今回置いた3枚の白タイルは、イモリの目玉・毒キノコ・ツノヒキガエル。これらが今回、魔法使いを倒す薬に必要な材料というわけ。この3つに対応する材料ボトルを向かって移動させ、大釜に投入して薬を作るのがゲームの目的です。

ゲームが進むに連れて、青丸のマスには邪魔者がやってきます。薬を完成させる前に、全ての邪魔者が登場するとミッション失敗となってしまいます。

自分の番にまずするのは、白いサイコロを2つ振ること。それぞれ「ボトル/魔女の帽子」と「1~3の数字/稲妻」が描かれています。上の写真では、「ボトル+3」が出ました。

これは「いずれかの材料ボトルを3マス移動させる」という意味。こうして大釜にボトルを近づけていくのが基本的な方針です。サイコロの処理が終わったら、次のプレイヤーに交代します。

「ボトル+稲妻」が出た場合には、魔法を使うべく黒いサイコロを3つ振ります。魔法の種類は3種類ありますが、振る前にどの魔法を唱えるか宣言する必要があります。ここでは「ボトルオープンの魔法」を宣言したとしましょう。

「ボトルオープンの魔法」を唱えるためには、サイコロを3回振るまでの間に全ての数を偶数で揃えなくてはいけません。失敗すると何も起きませんが、上の例では成功したので好きなボトルをひっくり返して中身の材料を確認できます。出てきたのは、タンポポの根。今回必要な材料ではなかったのでハズレです。

ボトルを大釜に入れるためには、中身が明らかになっていないといけないので、ボトルオープンの魔法は必須。ちなみに、サイコロを奇数で揃えると唱えられるのは「2つのボトル場所入れ替えの魔法」。状況を踏まえて、どの魔法を使うか判断するのがポイントです。

白サイコロで「魔女の帽子+稲妻」が出ると、邪魔者が登場。伏せた黒タイルを1枚めくって、出てきた邪魔者を対応するマスに置きます。邪魔者がいるマスは、ボトルを通すことができません。道を変えて大釜に向かうことはできますが、遠回りになってしまいます。だんだん邪魔者は増えていくので、ボトルの中身を確認しつつ、移動させることが必要です。

白サイコロが「魔女の帽子+数字」の場合は、魔法使いのコマがボード上を移動します。ボトルと接触すると、ボトルがスタートマスに戻るので要注意です。

上の写真は、あと1つのボトルが大釜に入れば成功なのに、目の前に邪魔者がいるという場面。こんなときに役立つのが、ゲーム中に1回だけ好きなタイミングで使える「スペルブレイカー」のタイル。このタイルを使うと、邪魔者を1つボードの外に戻すことができます。

また、もう1種類の魔法として「ボトル6マス無敵移動の魔法」もあります。これは「黒サイコロ3つの合計数を12にする」という成立が難しいもの。でも、うまくいくと邪魔者を突破して6マス進めるのでかなり強力です。

というわけで、邪魔者タイルが全て出現する前に、3つの必要な材料を大釜に入れられたらミッション成功。サイコロ運の要素は強いですが、状況に応じて考えることで、成功できる確率は高められるでしょう。

また、協力型ですので、気づいたことを伝えあえばよりよい選択肢を見つけることにつながるはず。だんだん増えていく邪魔者たちをすり抜けて、意見を出し合いながら材料集めをするのが楽しいゲームです。

(おわり)