「なかよしゲーム てへ。」─褒め言葉カードを使って本気で褒め合おう─

「なかよしゲーム てへ。」は、褒め言葉カードを使って「ほめられ役」をみんなで褒めまくり、どの褒め言葉が一番うれしかったかを当てるゲーム。普段言わないようなことをやりとりできて、うれしはずかしな感じが楽しいゲームです。

箱の中身のメインは100枚のカード。どれにも1つずつ褒め言葉が書かれています。また、時間を測る場面があるので、1分間の砂時計も入っています。

ゲームは2人以上でたぶん10人くらいまで遊べます。ゲームを始める前に、最初の「褒められ役」を1人決めましょう。それ以外の人は「褒め役」です。

続いて、「褒め役」は5枚ずつカードを取ります。手札にして、どんな褒め言葉があるのか確認しましょう。

そして、5枚の中から「褒められ役」の褒めたい部分が書かれているカードを1枚決めましょう。相手のことをよく思い出して、いいなと思うところを見つけるわけです。

決めた1枚は伏せて出し、「褒め役」全員が出したら裏向きのままシャッフルします。

シャッフルしたら、裏向きの1枚をめくって砂時計をひっくり返します。そして砂時計が落ち切るまでの間、「褒め役」は全員、カードの内容で「褒められ役」を褒めましょう。

「こんなことがあってさ」「あのときこうだったよね」と具体的に褒めるといい感じ。「だよね~」みんなで共感したり、「そうだったんだ!」と意外な一面を発見できたりします。

砂時計が落ち切ったら次のカードをめくり、またひっくり返して話して…という流れを全てのカードで繰り返していきます。

全部表になったら、それぞれ心の中で決めることがあります。「褒められ役」は「自分が一番嬉しかったカード」を決めます。「褒め役」は「褒められ役が一番嬉しく感じたであろうカード」を決めましょう。

全員が決めたら、せーの!の合図で指差します。「褒め役」は予想が当たってたら正解、というわけです。

それでおしまいにしてもオッケー。もっとじっくり楽しむときは、正解者は目印としてカードを1枚受け取り、「褒められ役」を交代して次のセットに移ります。全員が褒められ役をおこなった時点で、一番たくさんカードを持っている人が優勝というわけです。

話が弾むゲームなので、サクサク進めるよりはみんなの気が済むまでやりとりを楽しむのが盛り上がりそうです。私もやってみるまで、1分間も褒め続けるなんてできるかな…?と思っていましたが、やってみると意外と時間が足りないくらいでした。

褒められ役が「一番嬉しかったカードを選んだ理由」を話すのもよいと思います。私が遊んだときは、「自分が努力してることだから嬉しかった」「自覚なかったけど、そんな風に思ってくれてたんだ」などなど、いろんな感想が出てきました。

わざわざ褒め合うってこと、普段はそうそうないかもしれません。でも、ゲームになっていると「そういうゲームだから」と、褒め合う理由が生まれてやりとりが弾みます。うれしはずかし&結構本気の感動も生まれたりするゲームです。

(おわり)