「デイサービス農園」は、動物が農園を荒らしに来る前に、作物を育てて収穫するゲーム。個人戦ルールと協力ルールがあり、それぞれにルールの難易度が3段階ありますが、ここでは「協力ルールの中級モード」を紹介します。

1人以上の何人でも遊べて、セット例はこんな感じ。どの人数でプレイするときもセットの仕方は変わりません。

ボードの左上と右下にいるのはサルとイノシシ。ゲームが始まると、両方ともだんだん農園に近づいてきます。いずれかが農園にやってくる前に、カボチャ・ナス・トマト・メロンを育てて収穫することがゲームの目的です。

さて、自分の番ではまずサイコロを2つ振りましょう。そして、そのうち1つのサイコロを選んで、それと対応する作物の畑に「新芽チップ」を置きましょう。作物の下にあるマスの全てに「新芽チップ」を置けたら、その作物を収穫できます。

「新芽チップ」を置くマスに「足跡マーク」が描かれている場合は要注意。イノシシが1マス進んでくるからです。イノシシがだんだん進み、4つの作物を収穫する前に農園に来てしまったらミッション失敗です。

また、サイコロで1が出た場合は、サルが進みます。全ての作物の収穫前にサルが農園に来てしまった場合もミッション失敗です。

しかし、動物たちを後退させる方法もあります。サイコロの目の2を選んだ場合は、「猟師マス」に「新芽チップ」を置けます。チップを2つ置けたら、サルかイノシシのいずれかを選んで1マス後退させることができます。

作物の畑にチップを置いて育てたいけど、動物が来るのに備えて猟師マスにも置いておきたい…。攻守のバランスを見極めるのが考えどころです。

畑をチップで満たしたら、その作物を収穫することができます。

保管庫に移動させて一安心……なのですが、野菜の大きなタイルをどかすと、そこに描かれているのは動物。収穫したあと、対応する数のサイコロを選ぶ(選ばざるを得ない)ときには、描かれた動物が1マス進みます。というわけで、作物を収穫するほど動物の歩みは加速するわけです。

あと少しで全ての作物を収穫できる、でも、動物もかなり近づいてきてる…。どうすれば無事に成功できるかは、サイコロ運だけでなく1回1回の選択にも大いに関わってきます。

もちろん、協力型ですから、知恵や意見を出し合って判断の精度を高めることもポイント。迷ったときに意見を尋ねたり、人が気づいてない視点を伝えたりと、コミュニケーションも盛り上がります。

上級ルールでは使う「新芽チップ」の数に制限があって難度がグッとアップ。私も数回やってみましたが、一度も成功できずにうなりました。わかりやすいテーマとサイコロのドキドキ感の中、みんなで先を見通した考えを見出していくのが楽しいゲームです。

(おわり)