「佐藤です。好きなおにぎりの具は梅です。」─お互いの自己紹介をクイズ形式で思い出そう─

「佐藤です。好きなおにぎりの具は梅です。」は、テーマについて自己紹介をしあって、あとから思い出し合うトーク系ゲーム。初対面での話題作りのほか、家族や友達と遊んでも意外な発見があって楽しいです。

このゲームは以前発売されていた「はじめまシンキング」のリニューアル版で、ゲーム内容はほぼ同じ。それでもいくつか変わったところがあるので、紹介の中で随時【変更点】という形でお知らせしていきます。前作をお持ちの方の参考になるかもしれません。

【変更点】価格が1,980円→1,760円となりました。

箱の中身は全てカードで80枚。それぞれに「何をしているときが幸せ?」「特技」など、自己紹介のテーマが書かれています。

【変更点】カード枚数が55枚→80枚となりました。エンボス加工ではなくなりました。英文表記が追加されました。

さて、ゲームは2~8人で遊べて、何人で遊ぶときも全てカードを裏向き山札として置きます。時間を測るので、キッチンタイマーやスマホがあるとよいでしょう。15分にセットします。

【変更点】プレイ人数が6人までだったのが、8人までとなりました。また、人数によって使うカード枚数が定められていたのが時間制になりました。

ジャンケンで最初の人を決めたら、その人はカードを1枚引き、名前を言って引いたテーマについて自己紹介をします。場合によっては「特にないです」「ないしょです」といった答えもオッケーなので、話すときも安心。それもその人の「自己紹介の答え」となるわけです。

ゲームの後半は思い出しクイズタイムになるので、聞いている人はできるだけ内容を覚えておきましょう。自己紹介に対して軽く質問するのもオッケーです。

最初の人が話し終わったら、左隣の人が同じテーマで話します。これを一周続けます。

一周話したら、先ほどカードを引いた人の左隣の人が新たに1枚カードを引きます。その人から自己紹介を一周おこなって、また隣の人がカードを引いて…という流れを15分間続けます。

【変更点】カードを引く役がだんだんずれていくルールになりました。

15分経ったら、ここから先はクイズタイム。未使用の山札は脇によけ、使用済みカードを裏向きでクイズ用山札としてシャッフルします。ここで再びジャンケンをして、勝った人が最初の出題役となります。

出題役はクイズ用山札を1枚めくって自分だけ見ます。そして名前を名乗って、そのテーマについてクイズ形式で問題を出します。わかった人は挙手しましょう。早い者勝ちで正解したら、未使用山札から1枚取って得点の目印とします。

【変更点】クイズタイムでも出題者が名乗り、解答者は出題者の名前を言わなくてオッケーとなりました。得点の目印カードは使用したカードではなく、未使用カードから取ることになりました。

誰かが正解したら使ったカードをクイズ用山札に戻し、改めてシャッフルして左隣の人に渡します。

その人が次の出題者となり、同様の流れでクイズを出していきます。この流れを繰り返し、全員が3回出題者となったところでゲームは終了。そのときの得点で競います。

【変更点】使ったカードをクイズ用山札に戻すため、同じ問題が別の解答者で使われる可能性が出てくるようになりました。(同一の人が出題済みカードを引いたときは引き直しです)

カードの右上に「★」があるのは初対面の人と遊ぶのに適したカードの目印ですので、場合によっては抽出しておくのもよさそうです。名前を何回も名乗るので、遊んでいるうちに自然とお互いに名前を覚えることにつながります。

こうした「遊びとしての枠組み」があると、安心して話ができる雰囲気が醸し出されるでしょう。もちろん、親しい間柄で遊んでも「えー、そうだったの!」「意外~」となることも多く、新たな発見があるはず。いろんな形で話が弾むのが楽しいゲームです。

(おわり)