「葉っぱでかくれんぼ」─葉っぱの下に何がいるかな?をリアルでやる─

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「葉っぱでかくれんぼ」は、散らばる葉っぱの下にいる妖精を探すゲームです。ゲームの説明はこれで全部と言っていいくらいで、説明通りのことをそのままします。ここまでひねりがないのも珍しい。

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2~4人で遊べますが、3人で遊ぶ時のセット例はこんな感じ。敷き詰められた葉っぱは紙製でこそありますが、かなりリアルに葉っぱ。

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個人戦と協力型、2種類の遊び方ができますが、することはほぼ共通。まずは山札となっている「探索カード」を1枚めくり、砂時計をひっくり返し、「クモの糸とカエルの脚、巨人よ眠れ!」と叫びます。説明書にそう書いてあるので、年齢に関係なく叫ぶべきでしょう。

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叫んだら先っちょに樹脂キャップのついた杖で葉っぱをずらし、先ほどめくった探索カードに描かれている妖精を探し出します。個人戦なら1人で、協力型なら全員いっぺんに葉っぱをカサカサ動かしましょう。上の写真、妖精が見えていますがめくったカードとは違う妖精なので、見つけたことにはなりません。

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また、探している間に葉っぱを下に落としたり、4つある巨人のコマを倒したりしてしまったら、その時点でミッション失敗。慎重に手先を使うことが重要です。量にボリュームがある分、ちょっと気を抜くと葉っぱが落ちることもしばしば。巨人のコマの下にある葉っぱはさらに慎重に動かさないと倒れます。

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砂時計が落ちきるまでに見つけられたら成功。個人戦なら1点を得て次のプレイヤーに交代します。協力型ならこれを繰り返し、16人いる妖精のうち半分より多く見つけられたら全員の勝ちです。

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葉っぱを全てどかしてみるとこんな感じ。捜索中に葉っぱを動かす中で見えた妖精の場所を覚えておくと、個人戦でも協力型でもその後の展開が有利になる。ただ…

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妖精の中にはかなり似ているのもいてまぎらわしい。さらに、個人戦ではプレイヤー交代のときに箱を90度回転させることになっているので、記憶は一層曖昧に。このゲーム、見かけによらず結構きつい。

それでも、協力型なら記憶を共有すれば見分けづらい妖精の場所も覚えていられるかもしれない。また、積極的に葉っぱをどかす探し役と、葉っぱや巨人を押さえる役など、役割を分担すれば成功率が高まるかも。協力型ならではの工夫のしどころはあるはず。

やることシンプル、でも実態はシビア。真剣に手を動かしてると思わず無言になりがちなゲームです。

(おわり)