「メイクンブレイクミニ」─とにかく忙しいのが楽しい、積み木の早積み対決─
「メイクンブレイクミニ」は、お題カードと同じように積み木を素早く積むゲーム。目と手をフル回転させるスピード感がやりごたえありです。
何人で遊ぶときも、セット例はこんな感じ。プレイ人数は箱に2~4人とありますが、待ち時間を考えなければ何人でもオッケー。「組み立て役」「チェック役」「サイコロ役」を交代しながら回してゲームを進めていきます。
「組み立て役」がすることは、お題カードと同じように積み木を積むこと。積み方と色をよく見て、手を動かすことがポイント。後述しますが、時間制限があるので素早さも重要です。
お題通りに積めたら「できました!」と、完成をしっかりと宣言しましょう。「チェック役」が確認して「オッケー!」をもらったら、積み木をくずし、カードをめくって次のお題を積みましょう。時間が来るまで繰り返します。
お題カードには1~3の数字が書いてある。これは、お題を完成させたときにもらえる得点。当然、難しいほど得点が高いです。
中には全てが白いお題も。この場合、積み木の色は関係なく、積み方だけ合わせればオッケー。ちょっぴりラッキーなカードかもしれません。
組み立て役が積んではくずしを繰り返している間、「サイコロ役」は付属のサイコロを振ります。面の構成は「1・2・3・空白×3」の6面。数の合計が15になるまで振り続けます。たし算して覚えておくだけでも大丈夫ですが、写真のようにおはじきを小箱に移すようにすると、小さい子でも確実です。
のんびりやってるとどんどん得点されてしまうので、サイコロ役も忙しい。15になったら、組み立てタイム終了。そこまでに完成させたお題カードの数字の合計が「組み立て役」の得点です。全員が同じ回数だけ「組み立て役」をおこない、合計得点で競います。
これはミニ版ですが、積み木が少し大きい本家「メイクンブレイク」には時間を測るためのダイヤル式タイマーがセットになっている。ミニ版でもサイコロではなく、キッチンタイマーを使うのもありでしょう。
プレイヤーに年齢差があると、どうしても力に差が出るゲーム。そうした場合、組み立て時間の調整やお題カードの限定でハンデをつけるのもいいかも。みんなが楽しむために「どうすればちょうどいい競争になるか」を相談してアレンジしやすいのもこのゲームの特徴でしょう。
力の限り速く、集中してどんどん手を動かすのが爽快。真剣な分、途中で手をぶつけて崩しちゃったりするのも悔しい&おもしろいゲームです。
(おわり)