「ブロックス ミニ版」は、ボードにできるだけたくさんのブロックを並べることを競うゲーム。姉妹品の「ブロックス」は主に4人で遊ばれると思いますが、その2人専用版です。

箱を開けるとこんな感じ。それなりの厚みがある箱ですが、内容物の占める割合は意外と少ない。「ブロックス」と比べて、ボードが2人用ルールのために狭いのはともかく、高さがなくてかなり薄い。また、ピースは半透明ではなくマットな赤と青。

「ブロックス」の立体的なボードとキラキラしたピースに慣れていた私としては、開封時にはちょっと驚き。でも、コンパクトで持ち運びしやすく、マットなピースはどんな下地に置いても見え方が変わらず視認しやすい、とも言えます。価格も1000円ほどとお手頃です。

さて、プレイ時のセット例はこんな感じ。それぞれ赤か青の担当色を決めましょう。1~5マス分の面積があるピースは21個で、その構成は赤青共通です。

自分の番にすることは、ピースを1つ置くこと。よく見ると、ボードには2か所だけマークがついています。最初の自分の番には、マークに重なるようにピースを置きます。

そこから先、ピースを置くときには1つだけルールがあります。それは、すでに置いた自分のピースと角と接するよう置く、というもの。相手のピースの辺と接するのはオッケーですが、自分のピース同士で辺がくっついてはいけません。

ルールはそれだけ。置けなくなるまで交代で続けます。

というわけで、ルールはかなりシンプル。それでもやってみるとわかりますが、できるだけたくさんの面積にピースを置こうとすると、いろいろな考えどころがあることに気づきます。

やっていくうちに、だんだんコツや戦略がわかっていくのがおもしろどころ。説明書に載っている「すすめかたのヒント」をちょっとだけ紹介すると、「ピースの形はそれぞれに攻撃力や防御力をもっています。戦い方に応じてピースを使い分けましょう」とのこと。何度もプレイするうちに、そうした視点で考えられるようになっていく面白さがあります。

2人ともピースを置けなくなったらゲーム終了。残ったピースのマス目の数が少ない方が勝ち、というわけです。

1回のゲームはそれほど長くないので、「今度はこうしてみよう」「こうしたらどうなるかな?」と、思わず繰り返しやりたくなります。

奥深い思考系ゲームですが、ルールがシンプルなので自分なりの戦略を立てるとっつきやすさがあるのもいいところ。してやったり感を味わったり、逆にうならされたりと、手軽に本気の頭脳バトルを楽しめるゲームです。

(おわり)