「ワードスナイパー」は、お題の条件を満たす言葉をすばやく見つけるゲーム。頭の中を言葉が駆けめぐり、うまく言えたときのスッキリ感が気持ちいいです。

箱の中にはカードが50枚。それぞれの青い面にはお題、黄色い面にはひらがなが書かれています。

ゲームは2~6人で遊べて、何人でもセットの仕方はこんな感じ。青い面を上にして、全てのカードを1つの山札にします。

ゲームが始まったら、めくり役を順番に回していきます。まずは最初のめくり役が、山札の一番上をめくって隣に置きます。見えたのは「動物園の生き物」と「さ」のカード。これは、「『さ』で始まる、動物園の生き物を言ってね」という意味。

よく考えて、お題を満たす言葉をすばやく思い浮かべましょう。この例なら、サル・サイといった言葉を言えたらオッケー。最初に言った人が「さ」のカードを手に入れます。カード右上に書かれた数字が得点なので、1点ゲットというわけです。めくり役を時計回りで交代し、続いてのカードをめくります。

……が、めくってしばらくしても、誰も言えない場合も出てきます。そういう場合は、ひらがなのカードはそのままにしたまま再びカードをめくります。こうすることでお題がチェンジ。複数のひらがなカードが場にあるときは、どのひらがなで始まる言葉を言ってもオッケーです。発想しやすくなりますが、それは全員共通ですので、頭を切り替えてすばやく考えましょう。

黄色い面に右上にある得点は、多くのカードで1点ですが、中には高得点のものも。「あい」「しん」など、2文字分指定されているカードは5点という大量点。場に出ると「5点来たーっ!」と興奮しますが、落ち着いて頭を回転させた方が言葉は見つかりやすそうです。

お題と答えによっては、満たしているかどうかの判定にブレが生まれる場合も出てきます。「『と』で始まる、生きるために必要なもの」というお題で、誰かが「友達!」と言ったらどうでしょう。

必要かもしれない……でも、命の維持という意味では必須ではないかも……。説明書にはこうした場合は基本的に「全プレイヤーの合意」と書いてありますが、それだけにとらわれず「(判定基準は)自由に決めてください」とも載っています。

自分が遊んだときには、判定に迷う答えが続出。それぞれの考え方を言いつつ、「そうかなー?」「言われてみれば…」など、ワイワイやるのもお互いの感性がわかるおもしろどころです。

とは言え、協議をじっくりしてるとサクサク進まなくなってくる。テンポを上げるため、異議がある場合は「協議!」と宣言。そして答えを言った人以外が拳を突き出し、「せーの」で「OK(親指を上)」か「NG(親指を下)」にするという方法を採用。半数以上がOKなら答えたプレイヤーが得点ゲットという流れにしました。人それぞれ、基準の違いが見える楽しさもありました。

こうして続けていき、山札がなくなったらおしまい。獲得したカードの得点を合計して、順位を競います。

これが基本ルールの遊び方。説明書にはより難度を上げた遊び方も載っているので、慣れてきたらそちらに挑戦するのもよさそうです。どの遊び方でも、言葉を言うべく頭を回転させたり、他の人の発想に感心したりするのが楽しいゲームです。

(おわり)