「ゴーポップ!」─最後のバブルを押さないようにする頭脳バトル─

「ゴーポップ!」は、バブルと呼ばれる出っ張りを交代に押していき、最後の1つを押さないようにする2人用のゲーム。超シンプルルールながら考えさせられるほか、思わずポコポコやりたくなる感触も気持ちいいです。

パッケージをはずすと、その正体はこんな感じ。この製品には色のタイプがいくつかあるのですが、写真のものは「タイダイ」と呼ばれるもの。絞り染め的なデザインです。

斜めから見るとよくわかるのですが…

こんな風に「バブル」と呼ばれるでっぱりがいくつもあります。これを交代で押し込んでいき、最後の1つを押さないようにするのがゲームの目的です。

さて、ゲームが始まったら自分の番にすることは、同じ列のバブルを好きな数だけ押すことです。

別の列にまたがってはいけません。また、少なくとも1つは押さなければいけません。バブルをいくつか押したら相手に交代です。

これを繰り返していき…

最後の1個が自分の回ってきたら負け、というわけです。

ルールは簡単。それでも意外に「いや、待てよ…。何個押せばいいんだ?」と考えさられます。先の先を読んだり、規則性を踏まえて考えたりするのがポイントです。終盤に「あれ~、負けた~!」となるのも楽しかったりします。

ゲームとしての紹介はここまで。これは知ってるやつだと思った方も多いかもしれません。ゲーム性以外の部分で「ゴーポップ!」の特徴は、感触が気持ちいいこと。

バブルを押すと「プチッ!」「ポコッ!」という音がします。その手応えも泡を弾いているような感覚で、なんとなくクセになりそう。ゲームと関係なく、プチプチするだけで気分転換になりそうです。

シリコン製でグニグニしているので、手いたずらにもいい感じ。この文を書いている合間にも、ついプチプチグニグニしてしまっています。手の届くところにあると、ストレス解消やリラックスにもつながりそうです。

ゲームのルールには上級編として「複数のバブルを押すとき、押せるのは隣り合って連続しているバブルだけ(へこんだバブルをまたいで押せない)」というオプションもあります。これを入れることで戦略性が上がりそうです。

1ゲームが短く、1戦終わったところでひっくり返せばすぐに次のゲームができるので、感触の気持ちよさと相まって繰り返し遊んでみたくなります。気軽なゲームとしても、感覚遊びの友としても楽しいグッズです。

(おわり)