「3秒トライ!」─3秒以内にお題を何回できるか、実際にやってみよう─

「3秒トライ!」は、「おじぎ、何回できる?」などのお題に対して数を入札し、数の大きい人からできるかどうか実際にやってみるゲーム。必死にやってできたりできなかったり、感心や笑いで盛り上がります。

箱の中身で印象的なのは「3秒カウンター」。傾斜のある板で、上から付属の球を転がすと3秒で下に着くようになっています。角でぶつかるときの音や、ゴールに着いたときの音が心地よく、すでにモノとしての楽しさがあります。

他にはフィジカル(赤)とブレイン(青)のお題カードが30枚ずつ。それぞれ体を使うお題、頭を使うというカテゴリーになっていいます。

さて、ゲームは2~7人で遊べて、何人で遊ぶときもセット例はこんな感じ。ジャンケンで最初の「マスター」を決め、マスターになった人はマスターカードを自分の前に置きます。

そして、マスターはフィジカルorブレインのどちらかを選んで、お題カードを1枚めくります。

今回のお題は「国の名前、いくつ言える?」。全員で確認したら入札タイムです。

マスターは合図とともに3秒カウンターで球を転がします。下に着く3秒の間に、各自「自分は何回言えそうか」を予想して声に出して言います。マスターも入札に参加します。

言う順番は自由。「3!」「4!」と続いたあとに、「2…」と控えめな数を言うのもオッケー。自分の数を大きく上書きするように再度宣言することもできます。入札タイムは3秒しかありませんので、すばやく判断して言いましょう。

入札タイムが終わったら挑戦タイム。まずは最大値を言った人から挑戦です。3秒で自分の言った数の国が言えればオッケーというわけです。

ここでも3秒カウンターを使います。挑戦者は球を坂の上にセットして、指を離したら挑戦スタートです。

ちなみに上のGIFアニメ、球が転がる時間が3秒になるように作ってあります。この記事をご覧になっている方も、国をいくつ言えるか予想したあと画像を見ながら実際に言ってみると、ちょっとした体験版として遊べます

宣言した個数の国を言って、球がゴールに着く前に指で止めたら挑戦成功。得点の証としてカードを自分の前に置いておきます。

もし挑戦に失敗したら、入札の数が次に高い人の挑戦タイム。これを繰り返して誰かが成功するまで続けていきます。失敗が続いて入札の数が低い人に回ってくることもあります。低い数で入札すると負けるというわけでもないので、入札の数は考えどころです。

誰かが成功したらマスターを左隣に交代し、新たなお題が登場…という流れを繰り返し、誰かが2枚カードを手に入れたらその人が優勝です。

3秒というのが絶妙で、みんな強気に入札して失敗したり、あっさり達成できて意外だったりと盛り上がります。あまりじっくり考えすぎず、サクサクとテンポよく進めるようにした方が楽しい印象です。

頭を使う系・体を使う系それぞれ、スーパープレイが出たときは「おおーっ!」と声が挙がります。自分以外の人が得点する場面なのに、素直に感心できるのもいいゲームです。

(おわり)