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「プライドランドを守れ」は、侵入してくる外敵を追い払うべく、自分たちの動物王国を守る全員協力型のゲーム。「ライオン・ガード」というライオンキングの息子が活躍するアニメがテーマになっていますが、その世界を知らなくてもほどよい選択肢に考えさせられて楽しめます。

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1~4人で遊べて、どの人数でもセット例はこんな感じ。迫り来る外敵から、主人公たちが住む「プライドランド」を守ることがテーマです。

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ゲームの目的は、主人公のライオン「カイオン」をプライドロックと呼ばれる岩の頂上に連れてくること。ここでカイオンが雄叫びを上げると、外敵たちは恐れおののいて二度と来ることなく逃げ出し、王国を守ることに成功というわけです。

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しかし、カイオンが来るまでの間に、外敵であるハイエナ・ハゲタカ・ヘビたちはだんだん迫ってきます。カイオンより先にプライドロックの真下まで侵入されてしまったら守るのは失敗、全員の負けとなってしまいます。

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ゲームを進める際には、カードを順番にめくっていきます。カードの絵は上下段になっていて、上段に外敵が1頭、下段にカイオンと仲間たちのうち2頭が描かれています。

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さて、いよいよゲーム開始。自分の番ではまず、山札からカードを1枚めくります。このカードの場合、上段の外敵はハイエナ。ボードの外にいるハイエナを1頭、同じ色のマスのうち、まだ空いている一番手前のマスに移動させます。こうして外敵はだんだん奥に侵入しようとしてきます。

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次に確認するのはカードの下段。このカードの場合、アナグマのバンガと、チーターのフーリのイラストが。2頭のうちどちらかを添えてある数までマスを移動させられます。

今回はフーリを動かすことにしましょう。道沿いでの移動は分岐点もありますが、上の写真のように3マス移動させた先にはハイエナがいました。こうして外敵のいるマスに来たときは、やっつけてボードの外に追っ払います。

とりあえずは仲間の動物たちが奥への侵入を阻止。続いてのプレイヤーがカードをめくり、外敵がやってきた上で、仲間を2択から選び、次にコマをどう動かすか考えるという、2段階の選択を繰り返していきます。

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このゲームの目的は、カイオンを岩の頂上まで行かせること。カードの下段には、カイオンが1マス進めるものも。ただし、カイオンを進めると他の仲間は動かせず、追っ払っても再びどんどんやってくる外敵をどかせません。だけど、追っ払うばかりではカイオンが進まず、いつまで経っても真の平和はやってこない…。

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というわけで、そのときの状況に合わせてどのコマをどう進めるか、目的の達成を踏まえて判断するのが成功への道。仲間のいるマスに外敵が出現すると、逆にやっつけられてそれぞれのスタートマスに戻されます。攻守のバランスを取りながら、さらにはカイオンも進めなければいけません。

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キャラクターが大きく描かれたカードが出た場合は、それぞれの特殊能力を使用できます。カイオンの場合は「任意の外敵を1頭追っ払える」というもの。こうしたときも、状況に応じて最も有利になる方法を考える必要があります。

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仲間のフィギュアがよくできていて、外敵コマも味のある表情。個人的にこのアニメの世界は知りませんが、それでも感情移入しやすいテーマと内容物だと思います。

箱には「4歳から」とあるこのゲーム。このくらいの年齢を対象にした全員協力型は、運や記憶の要素が強いものが多いですが、このゲームはほどよい難度の状況判断と戦略思考が要求されるもの。目的を共有するゲームならではの意見のやりとりもおもしろどころで、就学前の子から楽しめる、数少ない思考タイプの全員協力型ゲームです。

(おわり)