「さまことば」は、さまざまな「様子を表す言葉カード」につながる言葉を探すワードゲーム。頭をひねって柔らかくして、うまく言葉を考えるのがおもしろどころです。

箱の中身は全てカード。それぞれのカードには「TASTY(おいしい)」「FUNNY(おかしな)」など、さまざまな「様子を表す言葉」が描かれています。

文字の描き方が「いかにもその言葉っぽいデザイン」になっているのも楽しい。言葉の意味が、絵としても伝わってきます。

さて、説明書には3つの遊び方が紹介されていますが、そのうちまずは「もっと増やせるかな?」と題されたゲームを紹介しましょう。基本的には何人でも遊べて、いずれの場合もセット例は上の写真の通り。全てのカードを1つの山札として置いておきます。

自分の番では、山札から1枚引いて自分の前に置きましょう。そして、「引いたカードとつながる言葉」を言えればオッケーです。上の写真では「長い」ですから、例えば「長いヒモ」といった具合です。言えたら、カードはそのまま置いておきます。

ゲームの目的は、できるだけたくさんのカードを手に入れること。続いての自分の番では、山札から引く代わりに、自分の前にあるカードを手に入れることも選べます。

でも、1枚ではまだ少ないかもしれません。もう1枚引いてみることにしましょう。

登場したのは「白い」。今回言う言葉は、自分の前にあるカード全てにつながる言葉でなくはいけません。もし言えないと、カードは全部没収となってしまうので、いろいろな言葉を思い浮かべて考えてみましょう。例えば「長くて白い、ヘビ」という感じです。

続いても引いてみました。3つにあてはまる言葉を考えるのはなかなか難しいかもしれませんが、「長くて白くてふわふわの、毛糸」なんて感じに言えればオッケーです。

さて、次の自分の番ではどうしよう。そろそろ得点として手に入れておいてもいいかもしれない。でも、得点が確定する代わりにカードはめくれません。もっとたくさん並べて、一気に手に入れる方が効率がいい。いけるかどうかをよく見極めて判断するのがポイントです。

今回は思い切ってめくってみることにしてみました。出てきたのは「柔らかい」。ちなみに、つなげる言葉は単語でなくてもオッケーです。この場合なら「長くて白くてふわふわで柔らかい、ウサギの耳」でも大丈夫。

こんな風に続けていき、山札がなくなったらゲームはおしまい。手に入れたカードと、自分の前にあるカードの枚数の合計が多い人が優勝です。

ちなみに、カードの中には反対の意味となる言葉もあります。例えば「大きい」と「小さい」は対義語。でも「大きくて、小さい赤ちゃん」ってあり得るかも。「大きくて、小さい夢」なんてのもありかもしれません。

説明書には「答えとしてふさわしいかどうか悩ましいときは、みんなで話し合って決めましょう」とあります。説明を加えてあてはまり度をアピールしたり、いやいや無理があるでしょと反論したりと、明確な基準のないコミュニケーションもおもしろそうです。

より易しいレベルの「思いつくかな?」と題されたゲームは、競うのではなく言葉遊び。1枚めくって、それにつながる言葉を言えたらオッケー。カードは累積させず、次にめくったカードにつながる言葉を言って…と続けていきます。

「ずたずたの」だったら……ぞうきん?靴下? 1枚だけなので、より小さな子でも言葉の発想を楽しめます。

難しいレベルの「全部当てはまるかな?」と題されたゲームでは、山札から任意の枚数をめくって場に出します。そして、全てのカードにつながる言葉を早い者勝ちで言えた人がカードをゲット。再び山札からめくって…をという具合に繰り返し、手に入れた枚数を競います。柔軟性に加えて、素早い発想が必要になってきます。

上の写真だったら、「おそろしくて、くさくて、チェック柄の、何があったかわからないくらいズタズタのずっと洗濯してないネルシャツ」でオッケー、のはず。言葉の組み合わせを柔軟に発想して考えるのが楽しいゲームです。

(おわり)