「にゃんとマン パペットゼスチャー」─パペットでお題を当て合うジェスチャーゲーム─

「にゃんとマン パペットゼスチャー」は、カードで指定されたお題をパペットで表現して当て合うジェスチャーゲーム。悩ましいお題もあって、「……?…!」となるのが楽しいです。

袋の中身はパペットが1体と、30枚のお題カード。ゲームを始めたらまず、最初の出題役がお題カードを1枚めくり、パペットを使ってその動きを表現します。他のプレイヤーは解答者。出題役の左隣から順番に解答権が回っていきます。

お題カードの実演例はこんな感じ。…伝わるでしょうか?

言葉や音を付けたり、体の他の部分を動かしたりできないルールになっています。解答してもらえないと出題者はマイナス点を食らうことになっているので、手の動きだけでなんとか伝えようと表現を工夫することがポイントです。

正解は「ボクシング」。このお題の場合、正解した解答者はカードの数字である1点をゲットです。動きをよく見て想像するのが大切です。

解答が一周しても正解が出ない場合は、カードに書かれている「ヒント」を読み上げます。再び順に解答していきますが、それでも全員不正解の場合、今度は効果音をつけてオッケー。さらに解答を一周しても正解が出ない場合は出題者が下手すぎるということで、カードの数字分だけマイナス点になります。

お題カードは1~5点が割り振られていて、数字が大きくなるほど難しいお題になっています。ネタバレになるので伏せますが、お題の中には「こんなの伝わる?」と思わされるものも。

それでも解答が一周するたびにヒントが増えていくので、表現力や想像力を駆使すればなんとかなることも多い親切設計。わかった瞬間の「ああーっ!」が楽しいです。1人2回ずつ出題役をやったらゲームはおしまい。手に入れたお題カードの点で順位を競います。

上の写真のジェスチャーもお題の演技例。1点のお題カードなので、わかってもらえると嬉しいです…。

実際にやってみたところ、パペットで表現するのは思っていたより難しい。できるはずと思って動かして見ると、「あれ…なんか下手くそ?」と思わされることも。それでもわかってもらえることもあって意外だったりもします。もどかしいコミュニケーションのやりとりが楽しいゲームです。

(おわり)