「イス山さん」─観察&想像&器用さで、イスをどんどん積み上げよう─

「イス山さん」は、さまざまな色や形のイスを積み上げていくゲーム。特徴は、テーブルに接地させるイスは1つだけで、その上にどんどん重ねていくというルール。観察や想像、手先の使い方の工夫が必要です。

箱の中身のメインは、カラフルなイスが24個。よく見ると微妙に違う形が数種類あります。その他、赤いチップと特殊なサイコロが入っています。

説明書に3つのルールが載っているうち、ここでは「その1」の遊び方を紹介しましょう。セット例は上の写真のような感じで、どれでもよいのでイスを1つテーブル中央に置きます。

自分の番にすることは、好きなイスを1つ積み上げていくこと。このとき、最初からあるイス以外は接地させてはいけません。テーブルに接しないように、組み上げていくわけです。うまく積めたら次のプレイヤーに交代です。

どこにどのイスをどんな風に重ねればうまくいくか…。シンプルなルールながら、まずはよく観察することがポイントです。「ここにこうすればよさそうだぞ」と、組み立てに対して想像を働かせるのも大切になってきます。

もしも崩してしまった場合、崩したイスと同じ枚数のチップを受け取ります。これがマイナス点の目印となるわけです。

うまくいくかな…と思っていたら崩れたり、ガタッ!となりつつ予想外の形でバランスを保ったりと、意外性があるのもおもしろどころ。他の人の重ね方を見ていくうちに「こうやって積むのもありなのか!」という発見も出てきます。自分にはない発想を知れるのも面白いです。

こうして進めていき、チップがなくなったらゲームはおしまい。受け取ったチップの少ないプレイヤーが勝者です。

全てのイスが積み上がったときもゲームはおしまい。チップの数で競うのは同じです。

上の写真は、見本のために私が自分でイスを全部積んで撮ったもの。ここに至るまで何度も崩しては直し…を繰り返して結構大変でした。説明書にはこうして1人で積み上げ、時間を測る遊び方も載っています。うまくいかないとイライラするので、それを乗り越えられるかどうかも試されてる気がします。

もう1つの遊び方は自分に番にまずサイコロを振り、その指示に従うというもの。イスの色や個数が指定されたり、1回休みになったりします。

どの遊び方もやってみるとわかりますが、見た目以上に考えどころがあり、想像力や創意工夫を喚起されます。人の工夫や挑戦になるほどと思わされることも多く、1人でも誰かと一緒とでも楽しめるゲームです。

(おわり)