ゲーム紹介

*全員協力型

「グレートチーズチェイス」─みんなでよく考えて、ネコより先にネズミを屋根裏に逃げ込ませよう!─

「グレートチーズチェイス」は、迫ってくるネコよりも早く、3匹のネズミを屋根裏へと逃げ込ませる全員協力型のゲーム。ゴールに向かって進むすごろくですが、考えどころがいろいろあります。

説明書では2~6人用となっていますが、やろうと思えば何人でもできます。何人で遊ぶときも、セットの仕方はこんな感じ。右下のスタートから道を辿って3匹のネズミを進ませて、ボード上部の屋根裏まで行かせるのがゲームの目的です。

ネコはネズミたちよりも屋根裏に近いところからスタート。ネコが先に屋根裏に着いてしまったら、ミッション失敗となってしまいます。

自分の番にまずすることは、ルーレットを弾いて回すこと。そして、矢印の指した場所に合わせて、コマを動かします。

矢印が1・2を指した場合は、ネズミをどれか1匹、その数字だけ進めます。

今回はたまたま、キャットニップのあるマスに止まったので、それを手に入れることができます。キャットニップとは、マタタビのような作用のある実在のハーブ。このゲームでは手に入れたキャットニップを好きなタイミングで使うことができ、ネコを1マス後退させられます。

矢印がネコの絵を指したら、ネコが1マス進みます。上の例では、ネコが進んだマスにネズミがいました。ネズミとネコが同じマスに止まった場合、そのネズミはスタートに戻るので要注意です。

また、ネズミが止まったマスにハシゴの絵があった場合は、その先のマスまでワープできます。

…というわけで、ネズミが3匹いること、ネコやハシゴのルール、キャットニップの使いどころなど、ゴールに向かうすごろくタイプながら、考えることはいろいろあります。

状況を観察して、ミッション成功のためによく考えて判断することがポイント。全員協力型ですから、意見を出し合って考えればよりよい選択につながるかもしれません。

スタートからネコが先行しているという設定も、ちょっとしたスリルがあって面白い。大きなネコをうまくかいくぐってチョロチョロっと進んでいくうちに、自然とネズミ気分になるのも楽しいゲームです。

(おわり)

「ユニコーンのウェルカムパーティー」─ゲストが来るまでにパーティーの準備をする、全員協力型すごろく─

「ユニコーンのウェルカムパーティー」は、赤ちゃんユニコーンが会場に到着するまでにパーティーの準備をすることがテーマの、全員協力型すごろく。テーマもデザインも、鬼のようにかわいいです。

2~4人でプレイできて、4人プレイ時のセット例はこんな感じ。ほわっほわの世界観は大人には眩しすぎますが、ちゃんと考えどころはあります。

ゲームの目的は、パーティーのゲストである赤ちゃんユニコーンが会場に来るまでに、プレイヤーで協力して先輩ユニコーンを動かし、パーティーの準備を整えることです。

具体的にすることは3つ。1つ目は、クリスタルを10個集めて会場の飾りにすること。2つ目は、8匹の友達を会場に呼ぶこと。これら2つができたあとにする3つ目は、自分たちユニコーンが会場に集まること。3つができる前に赤ちゃんユニコーンが会場に着いてしまったら、全員の負けです。

さて、自分の番にまずするのは、サイコロを振ること。1~3つ描かれている白い雲の面が出たら、最大でその数まで自分のユニコーンを進めます。

上の写真では、ピンクのマスに止まりました。ここに止まると、さらにすることがあります。

それは、ボード中央のルーレットを弾いて回すこと。矢が指した場所に描かれたクリスタルの数だけ、クリスタルを手に入れることができます。ボード左上のエリアに乗せていきましょう。

黄色のマスに止まったら、そこにある丸い「友達タイル」をめくりましょう。それがゲームを始める前に決めた「自分の親友」、または「みんなの友達」だった場合は、パーティー会場に連れていけます。丸い穴にはめ込んでおきましょう。

ただし「他のユニコーンの親友」だった場合は連れていけません。タイルを裏返しに戻します。でも、どの友達がどこにいたか、覚えておくとそのあとの展開がうまくいくでしょう。

サイコロでユニコーンの面が出た場合は、赤ちゃんユニコーンを1マス、会場に向かって進めます。パーティーの準備ができる前に会場に着いてしまったら全員の負けなので、よく考えて行動を決める必要があります。

サイコロで光る雲の面が出たならチャンス。ピンクや黄色の好きな雲まで一気に移動できます。また、ボード上にある虹は近道として移動できます。どうすれば効率的に準備を進められるか、よく見て判断することがポイント。全員協力型ですから、相談や分担など、意見を出し合えばよりうまくいくかもしれません。

クリスタルと友達の準備ができたら、あとは自分たちがパーティー会場である大きなピンクの雲に集合しましょう。赤ちゃんユニコーンが来る前に集まれたら、見事ミッション成功です。

テーマこそほんわかしていますが、初歩的ながら状況判断や相談・協力のしどころがあって、みんなでパーティーを成功させようという気にさせられます。ビジュアルもかわいくて、見てるだけで楽しい気分になるゲームです。

(おわり)

「フクロウホーホー」─フクロウを巣に帰す、思考タイプの全員協力型─

「フクロウホーホー」は、太陽が昇るまでにフクロウを巣に帰すことがテーマの、思考タイプの全員協力型ゲーム。有利な状況をうまく作り上げるのをみんなで考えるのがおもしろどころです。

2~4人でプレイできて、3人プレイ時のセット例はこんな感じ。カードは3枚ずつ配って、自分の前に表向きに並べます。みんなで考えたり意見を出し合ったりしながら、ボード右端に並んでいる6羽のフクロウを中央の巣に帰すことが目的です。

自分の番にまずすることは、自分のカードを1枚出すこと。そして、出したカードに合わせてボード上のコマを動かします。

上の写真の例では、黄色のカードを出しました。この場合、フクロウのうちどれか1羽を、そのフクロウがいたマスから巣に向かう道のりのうち、出したカードと同じ色が見えているマスまで動かします。動かしたら、山札からカードを1枚補充し、自分の前に表向きで並べたら次のプレイヤーに交代です。

もし自分の前に太陽カードがあったら、必ずそれを出さなくてはいけません。これを出した場合、ボード上の太陽を1マス右に動かします。

ゲームで使うカードのうち、6色の色カードは6枚ずつ。太陽カードは14枚。フクロウを全て巣に帰す前に、太陽が右端まで行ってしまったらゲームは失敗で、全員の負けとなってしまいます。

さて、色カードを出したときは、好きなフクロウを巣に向かって動かし、「出したカードと同じ色が見えているマス」まで進めます。このルールを生かせる状況を作り出せば、一気に遠くまで飛ばすこともできるわけです。

というわけで、色カードを出すときは、まずボードをよく見て考えることがポイント。また、他のプレイヤーの前に出ているカードの色も重要な情報。全員協力型なので、みんなで相談して先の展開を考えるのも大切。知恵を出し合えば、より有利な選択ができるかもしれません。

フクロウを巣に入れるには、そのフクロウがいるマスから見て、巣までの間にない色のカードを出せばオッケー。こうしてどんどんフクロウを戻していきましょう。もたもたしてると太陽はぐんぐん昇ってくるので、効率のよい選択が必要です。

太陽が右端に来る前に、フクロウを全て巣に戻したらミッション成功で、全員の勝ち。説明書では6羽のフクロウは最難モードとして設定されているので、フクロウの数を4羽や3羽にして難度を調整することもできます。

ボードの状況や自分のカードをよく見るだけでなく、他のプレイヤーのカードを見るのもポイントになってくるのが特徴。迷ったときには、あれこれ意見を出し合えるのも全員協力型ならではのよさ。一気にビューンと遠くまでフクロウを飛ばせたときの気持ちよさも楽しいゲームです。

(おわり)

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