「ヘッドバンズ」は、自分の頭に巻いたバンドに挟み込んだカードが何なのか、他のプレイヤーに質問して当てるゲーム。ルールはとても簡単ですが、答えを出すのは意外と難しかったりします。

箱の中身のメインは、さまざまなものが描かれたカードと、頭に巻くバンド。カードは69種類あるので、結構いろいろなものが登場します。

さて、ゲームは2~6人でプレイできて、4人プレイ時のセット例はこんな感じ。本当はバンドを自分の頭に巻き、カードの表側を見ないようにしてクリップ状の部分に挟み込みます。

自分の番にまずすることは、1分の砂時計をひっくり返すこと。そして、自分のカードが何なのかを当てるべく、どんどん質問しましょう。

ただし、質問の仕方にはルールがあります。聞けるのは「はい/いいえ」で答えられる質問のみ。「赤いですか?」はオッケーですが、「何色ですか?」は聞けないというわけです。ルールに沿った表現でつぎつぎに質問していきましょう。

とは言え、慣れるまでは何を聞きばよいかわかりづらいもの。質問例カードがあるので、それを参考にするのもよいでしょう。

「食べ物ですか?」「コンビニで売ってますか?」「食べたことありますか?」「100円で買えますか?」など、まずはとにかく数をこなすことがポイント。また、聞いてわかったことを覚えておくと、有効な質問を思いついたり、答えの見当つながったりします。

砂時計が落ちきるまでに正解したら、自分のチップを1枚場に戻し、次のカードをバンドにセットします。そのうち砂がなくなったら次のプレイヤーに交代。正解に至らない場合は、次の自分の番に改めて質問の続きをしましょう。

こうして続け、ゲーム開始時に3枚ずつ配られたチップを全て場に戻した最初のプレイヤーが優勝というわけです。

説明書には質問されたプレイヤーは「はい/いいえ」で答えることになっているのですが、いざやってみると簡単に割り切れない気持ちになることもしばしば。そのため、私がプレイするときは「答え方カード」なるものを作り、ちょっとだけ答えの幅を広げました。

やってみるとわかりますが、答えにたどり着くのは意外と大変。私が初めてやったときのカードは「ヒツジ」でしたが、正解できませんでした。「食べ物ですか?」の質問に「まあ、はい…?」みたいな答えが返ってきて混乱。「大きいですか?」にはみんなが「うーん、どちらとも言えないかな…」とのことで、より混乱。微妙に的はずれな質問をしてしまって、謎が謎を呼ぶ展開になりました。

また、「シマウマ」だったプレイヤーは「ウマ」までたどり着きつつ、正解にはなかなか至らず。質問するうちに「認知の穴」みたいなものにはまり込んで、そこから出られなくなる感じがあります。

そうなってくると、他のプレイヤーの間に「惜しい!」「かなり近い!」「もう、わかって~!」と、ライバルなのに応援したくなる気持ちも湧いてきます。なんとか正解すると拍手が湧いたりして、いつしか協力ゲームみたいな感じにもなりました。

みんなで頭にバンドを巻いて、カードを掲げてるというプレイ中のビジュアルもなんだか面白い。シンプルなルールですが、「質問+記憶+推理」で答えを導き出すべく頭と口をフル回転させるのが楽しいゲームです。

(おわり)