ゲーム紹介
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「宇宙のハダカデバネズミ」─大人も手応えしっかり!全員協力型の戦略すごろく─

「宇宙のハダカデバネズミ」は、宇宙ステーションで働くデバネズミたちを天敵のヘビから逃がして脱出させる、全員協力型の戦略すごろく。箱には「7歳から」とありますが、大人でも手応えがあって考えさせられます。

2~4人でプレイできて、4人でのセット例はこんな感じ。手札を1枚ずつ配り、それぞれオープンにして置きます。

ハダカデバネズミたちが働く宇宙ステーションに天敵のヘビが侵入してきた!…という設定。というわけでゲームの目的は、4つのアイテムを集めて、ステーション中央にある脱出ポッドに全てのネズミを乗り込ませることです。

さて、自分の番にすることは、手札の内容に合わせてネズミやヘビを動かすこと。カードには動かすネズミやヘビの種類、また、それらを動かすマスの数が指定されていますが、動かす方向はプレイヤーが決められます。ハシゴのマスに止まるとステーションの内側に進めるので、よく考えて脱出ポッドに近づいていきましょう。コマを動かしたら新しいカードを引いて、オープンにして置き、次のプレイヤーに交代です。

こうしてネズミやヘビを動かしていきますが、全員が脱出ポッドにたどり着く前に起きてしまうとゲームオーバーになる条件があります。同じネズミが2回ヘビに噛まれたり、ヘビが先に脱出ポッドに着いたりするとアウト。ネズミが通風口から宇宙に放り出されてもダメ。コマの動かし方をよく考える必要があります。また、山札が尽きてもアウトなので、効率性も必要です。

コマを進め方が考えどころで、これがなかなかの手応え。例えば上の写真の例、カードの指示は「全てのネズミを2マス同じ方向に動かす」というもの。時計回り・反時計回り、どちらに動かしてもネズミが通風口のマスに止まって宇宙に放たれてしまうので、「詰んでいる」状態。

よく考えたつもりでも、こうした状況にしばしば陥る。何回かプレイしたところ、4つあるゲームオーバーの条件はどれも経験させられた。

このゲームの特徴は、各1枚の手札がオープンに置かれていること。つまり、この先ネズミやヘビがどんな風に動くか、先を見通せるというわけ。ここでこれをこう動かすと、次の次のプレイヤーのときにこうなるから……と、計画的に考えるのが成功へのポイント。

盤面全体に視野を広げて考えるのも大事。また、全員協力型ですから、みんなで検討できます。「これでいいよね?」「いや、こっちがこうなるから…」「そうか!」と、やりとりがかなり盛り上がる。考え方を共有できるので、自分の頭脳が人数倍にパワーアップしたような感じもしてくる。

自分の経験だけですが、2人プレイではあっさり一発クリア。うーん、簡単なのかな…と思っていたところ、4人プレイだと6回目でやっと成功。それもカードを最後まで使い切るギリギリのライン。結構シビアにデザインされているようで、大人もやりごたえあります。


さらに箱には、秘密の封筒も同梱。「3回成功してから開封するように」とのことなので、まだ2回しか成功してない自分は未開封。より難しく&面白くなる秘密が隠されているようです。

ルールはシンプルなので子どもも楽しめつつ、大人もしっかり楽しめる手応え。思考戦略タイプの全員協力型で、こういう絶妙な難度設定のゲームはかなり珍しいと思います。

(おわり)

「ダイナソーエスケープ」─火山爆発までに脱出せよ!恐竜の協力すごろく─

「ダイナソーエスケープ」は、火山が爆発するまでに迷子のこども恐竜を探し出す、全員協力型の記憶&すごろくゲームです。

説明書には2~4人用となっていますが、実際は何人で遊ぶこともできます。何人でプレイするときも、セット例はこんな感じ。3つの恐竜コマが置いてある場所が規定のスタート位置です。

自分の番にまずするのは、サイコロを振ること。数字が出た場合、どれか1つの恐竜を一方向にその数だけ進めます。

止まった場所が、青・緑・オレンジのマスの場合、そのゾーンにあるジャングルタイルを1枚めくります。上の写真で出てきたのはマンモスの牙。出たのが恐竜の絵ではないときは何も起きず、そのまま裏返して次のプレイヤーの番に移ります。

上の例では、めくって出たのが動かしたコマと同じ恐竜。この場合、無事に迷子のこども恐竜を見つけられたということで、ボードの隅にある島に親子ともども避難成功です。プレイヤーで協力して、3組の恐竜親子を逃がすのがゲームの目的です。

めくって出たのが恐竜でも、そのコマと違う種類の場合は助けることができません。裏返して戻しますが、このあと同じ恐竜が助けに来ることに備えて、よく見て覚えておくといいでしょう。

動かすコマは恐竜は、全て草食。めくった出たのがティラノサウルスの場合、慌てて逃げるということで、全てのコマが足跡マークのあるスタートマスに戻されます。

というわけで、どのタイルがどこにあるか、覚えておくのがポイント。全員協力型ですから、どこに何があったか、どのコマをどう動かせばよいか、記憶や知恵を出し合うと成功率も上がるはず。

さて、サイコロで火山の絵が出ることもあります。この場合、ボード中央のスタンドに火山パーツを1つ立てます。みんなが逃げる前に、5つのパーツが組み上がって火山が爆発すると、ミッション失敗。失敗なのですが、火山は結構迫力があっていい感じです。

サイコロ運の要素もありますが、できるだけ早く逃げるために記憶とコマの動かし方の工夫をすることがポイント。自然とコミュニケーションも生まれて、だんだんグツグツしてくる火山にドキドキしながら考えるのが楽しいゲームです。

(おわり)

「オーシャン・ラビリンス」─動く迷路を探検してアイテムを手に入れろ─

「オーシャン・ラビリンス」は、どんどん変化する迷路を探検して、アイテムを手に入れるゲーム。よく見て道を動かし、うまくつながるのが気持ちいいんです。

2~4人でプレイできて、4人プレイ時のセット例はこんな感じ。各プレイヤー配られているのは「アイテムカード」です。

「アイテムカード」を何枚ずつ配るかは説明書で指定されていませんが、全員同じ枚数ずつ配ります。ゲームの最初に、自分のアイテムカードを1枚めくって、それが何かを確認しましょう。迷路内のどこかにある、このアイテムを手に入れるのが目的です。

さて、自分の番にまずすることは、常に1枚だけボード外に余っている「迷路タイル」を、ボード4辺にある「▲」のいずれかから挿入すること。グイグイッと押し込むと、その列の迷路が動きます。そして、奥から別の1枚が押し出されます。

次にすることは、自分のコマの移動。今いる場所から道が続いている限り、どこまでも動かせます。

というわけで、自分の目指すアイテムがどこにあるかをよく観察することがまず大事。そして、どこをどう動かせばうまくいかく考えるのがポイントです。

迷路タイルを入れる場所は12か所。どこにタイルを入れたらどうなるか、よく想像するのがおもしろどころ。意外なつながりを見つけて、うまくアイテムのところまで行けると嬉しい。

1つ目のアイテムをゲットしたら、次のアイテムカードをめくって見ます。こうして、全てのアイテムを最初に手に入れて、ゴールに戻ったプレイヤーが優勝です。

ここまでが基本ルール。迷路タイルの中には、裏面に何かが描かれているものが数枚あります。拡張ルールではこれを取り入れ、そのタイルを押し出したときに上のような効果が発動します。

このゲームは「オーシャン・ラビリンス」ですが、元祖「ラビリンス」もあります。テーマが海ではなく遺跡の迷宮で、拡張ルールがないことは以外は同じルール。デザインの好みで選ぶとよさそうです。

動く迷路という仕掛けがまず面白い。観察や想像をして、あっ!とひらめくのが楽しいゲームです。

(おわり)

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