ゲーム紹介

#思考・戦略

「アウトフォックスト!」─探偵チームで手がかり集めて泥棒を見つける、全員協力型─

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「アウトオックスト!」は、パイを盗んだ泥棒キツネを見つけるべく、手がかりや容疑者の情報を集めて犯人を見つける、全員協力型のゲーム。「outfoxed!」は「出し抜かれた!」「裏をかかれた!」といった意味。巣穴に逃げられる前に、16人のキツネの中から犯人を特定するのが目的です。

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2~4人で遊べて、4人プレイ時のセット例はこんな感じ。人数による違いはボード中央に置く「探偵帽子コマ」の数だけです。

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ゲームを始める前に16枚の「泥棒カード」から1枚、表を見ないようにして引き、「デコーダー」と呼ばれる道具に挿入します。カードの表側にはキツネの名前が書いてあり、それが今回の犯人です。

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ゲームに使うサイコロは3つ。目のマークと足跡のマークが3面ずつで、面の構成はどのサイコロも同じです。自分の番では3つのサイコロの絵を揃えるべく振るので、振る前にまず「目」と「足跡」のどちらを揃えるか宣言してから3ついっぺんに振りましょう。

とは言っても、一発で目を揃えるのは難しいですよね。宣言通りの目が出たサイコロは脇に置いておき、違ったものは3回まで振ることができます。

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3回以内に目のマークが揃った場合は、ボードの周りに並べてある「容疑者カード」を1枚めくれます。そこには、キツネのイラストと名前が。イラストをよく見るとわかりますが、容疑者キツネは必ず3つのアイテムを身につけています。上の写真のマギーの場合は、メガネ・手袋・傘。これらは犯人を特定する手がかりとなります。

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3回以内に足跡のマークが揃った場合は、自分の「探偵帽子コマ」を動かせます。動けるマスは縦横いずれかで、最大で足跡マークの合計数まで進めます。

そして、ボード上の「足跡マス」に入ったら、ボード脇に裏向きで積んである「手がかりチップ」を1枚ゲット。今回は傘が出ました。

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「手がかりチップ」を手に入れたら、デコーダーにはめ込んでスライダーを引きます。小さな穴から緑色がのぞいて見えました。この緑色は「犯人はこのアイテムを持っていない」という意味。ということは、マギーの疑いは晴れたので、カードは箱に戻しておきましょう。

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デコーダーではこのように赤が見える場合も。赤は「犯人はこのアイテムを持っている」という意味。手がかりチップはボードの足跡マスに置くので、どのアイテムが何色だったかを覚えて置かなければなりません。

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ゲームを続けて新たな容疑者カードをめくっていくうちに、時計を持っているキツネが現れました。チャールズは怪しい。ただ、まだ確定はできません。

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もちろん、サイコロのマークが3つ揃わない場合もあります。この場合、犯人キツネのコマがボード上の道路に沿って3マス進みます。この道路の最終地点には…

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キツネの巣穴が。ここまでキツネのコマが逃げきってしまったら全員の負け。それまでに犯人を探さなくてはなりません。

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はじめのうちはともかく、ゲームが進むに連れて手がかりを見つけるべきか、容疑者カードをめくるべきか、価値に変化が出てくるので、それを考えてサイコロを揃える必要が生まれます。

もちろんプレイヤー全員はチームですから、作戦や記憶のコミュニケーションも重要。手がかりチップの赤か緑かを忘れてしまっても、他の誰かが覚えてくれているかもしれません。

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犯人がつけている3つのアイテムを特定し、それら全てをつけている容疑者カードが見つかったら、犯人は確定。泥棒キツネの名前をコールし、デコーダーからカードを引き抜いて同じどうかを確かめます。一致していたら全員の勝ち。

ただ、そこまでうまくいくとは限りません。完全に特定できてないけど、もうすぐ巣穴に逃げられちゃう……という場合は、怪しいキツネの中から1人、犯人とおぼしき名前をコールすることもできます。運まかせにはなりますが、この場合も一致していたらみんなの勝ち。違っていたら負けてしまいます。

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手がかりと容疑者を効率的にバランスよく見つけるのが重要で、ベストな効率性とバランスとをチームで話し合うのがポイント。キツネのコマも結構なペースで進んでくるので、サイコロやカードの運にハラハラしながらだんだん答えに近づいていくのが楽しいゲームです。

(おわり)

「レシピ」─材料を揃えて料理を作ろう!─

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「レシピ」は、自分が担当する料理に必要な具材を集めて、料理を完成させるゲーム。調理というテーマが子ども心をグッとつかみます。

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中身は全てカードで、黄色の「ぐざいカード」が48枚、ピンクの「メニューカード」が8枚です。

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2~4人でプレイできて、3人でのセット例はこんな感じ。各プレイヤーに6枚の「ぐざいカード」と1枚の「メニューカード」を配ります。

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配られた「メニューカード」は自分が担当する料理で、写真の場合はオムライス。「メニューカード」の下部には、その料理を作るために必要な6つ載っています。

今回は必要な具材のうち、「にんじん」と「たまご」は配られた「ぐざいカード」の中にありました。

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必要な「ぐざいカード」は、プレイヤーそれぞれの「キッチンカウンター」に並べましょう。6つのうち、2つは既に手に入れたわけです。

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自分の番にすることは、「ぐざいカード」の山札から1枚取ること。必要な具材だったらキッチンカウンターに並べましょう。必要でない具材は、捨て山に出します。個人的には雰囲気を出すために、山札は「ぐざいおきば」、捨て山は「もどしそうこ」と名づけています。「もどしそうこ」に出すときは手札と入れ替えて出すこともできて、あとから説明しますが、これはちょっとした戦略にもつながっていきます。

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さて、自分の欲しい具材を他のプレイヤーが出すこともあります。上の写真ではオムライスに必要なごはんが出されました。こうした場合、「レシピ!」とコールしてそのカードを手に入れることができます。

手に入れた「ぐざいカードは」はキッチンカウンターに並べて、手札から1枚捨てます。キッチンカウンターと手札の「くざいカード」は、常に合わせて6枚になるわけです。

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「メニューカード」と「ぐざいカード」の枚数の関係を説明しておきましょう。たとえば「にんじん」は、オムライス・すぶた・カレーライス・肉じゃがの4つのメニューに必要で、枚数は4枚。「いとこんにゃく」は肉じゃがだけに必要で、1枚しかありません。

この手のゲーム、小さな子どもだと自分の手札ばかりに集中して、他のプレイヤーが出したカードに目が行かない場合もしばしば。どこに注意を向けるのか、場面に合わせた視線の切り替えという基本動作が必要になってきます。肉じゃが担当なのに、糸こんにゃく見逃したらもうアウトなんです。

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再びゲームの場面に戻って、Aさんが出した「ぎょうざのかわ」をBさんが「レシピ!」コールして取ったとしましょう。ということは、Bさんのメニューは餃子。だったら、手札にあるキャベツはできるだけ出さないようにしておこう…と、気づきたいところ。

他のプレイヤーの動向を意識し、その立場を推察して進めていくのが考えどころ。また「どの料理にどんな具材が必要なのか」という知識を身につけていくこともポイント。

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こうしてゲームを進めていき、必要な「くざいカード」を全て最初に並べたプレイヤーが勝ち、というわけ。かなりシンプルなゲームですが、子どもの食いつきはかなりのもの。料理作りというテーマは魅力的みたいです。

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シリーズにはすきやきなどが登場する「和食レシピ」も。写真にはありませんが、パエリアなどが出てくる「ワールドレシピ」もあります。

視線や意識の切り替えをしながら、相手のことも想像するのが勝利への道。ワクワクしながら食材を揃える中で、食に関する知識も身につけていけるゲームです。

(おわり)

「ワイルドバイキング」─お宝をめぐって、わくわくオークション!─

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「ワイルドバイキング」は、バイキング船が集めてきた宝石をたくさん得るべく、プレイヤー同士がオークションをするゲームです。簡単ルールながら、競りの楽しさがしっかり味わえます。

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2~5人でプレイできて、4人プレイ時のセット例はこんな感じ。場の右上にある村に、赤・青・黄のバイキング船が順番に近づいていると思ってください。セット時には船に1個ずつ宝石が乗っています。手札は6枚ずつ。

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自分の番ではサイコロを振ります。赤・青・黄の船の目が出たら、場の山から宝石を1つ取って同じ色の船に乗せます。バイキング船は村に近づきつつ、宝石を集めているようです。

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こうしてサイコロを振っていくうち、船にだんだん宝石がたまっていくのがワクワク感をそそります。ちなみに上の写真のサイコロでこちら側を向いているのは黒い船のマーク。この目が出たら、振ったプレイヤーが好きな船を選んで宝石を1つ増やせます。

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さて、サイコロで村の絵の目が出たら、一番近いバイキング船が村に到着した合図。その船に乗っている宝石を賭けての競りが始まります。バイキングたちは宝石と引き換えに、装備が欲しいようです。

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手札として持っているのは、バイキングが欲しがっている「装備カード」。赤いカードは赤い船への入札に、青いカードは青い船への入札に……という色対応で使えます。写真上段の3色カードは、どの船の入札にも使えるジョーカーです。

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さて、自分の手札はこんな感じだったとしましょう。村に着いたのは黄色い船。黄色いカードは2枚あり、ジョーカーも2枚あるので最大で4枚を賭けて入札できます。

競りのルールをまとめておきましょう。入札は村の目を出したプレイヤーから時計回りに1周だけおこないます。パスはできますが、途中で装備カードを継ぎ足すことはできません。1周回ったら最も多くの装備カードを出したプレイヤーが、その船に乗った全ての宝石を手に入れます。入札したけど宝石を取れなかったプレイヤーの装備カードは手札に戻ります。

うーん、何枚出そう…と考えるのがおもしろどころ。黄色の船には4つ宝石があるけど、次の青には6つも乗ってる。でも、入札しておかないと他のプレイヤーに少ない枚数で取られちゃうかも。

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では、2枚にしよう!と競りを始めたところ、3枚出してきたプレイヤーがいたので獲得ならず。でも装備カードは戻ってくるので、次の競りではうまくいくかも。手札や船の状況を踏まえた上で、他のプレイヤーの動向も推理して決める必要があります。

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サイコロの目が装備カードの目を出したら、プレイヤー全員が山札の装備カードを1枚ずつ引きます。こうして装備カードは使ったり補充したりしていきますが、装備カードの目は1つだけ。補充は結構貴重な機会であることも踏まえて入札する必要もあるでしょう。

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競りが終わったら、宝石を取った船を最後尾に回し、船全体を村にちょっと寄せましょう。次の船が村に近づいてきているわけです。こうしてゲームを進めていき、船の目が出たのに乗せる宝石がない!というタイミングでゲームは終了。一番多くの宝石を手に入れたプレイヤーが優勝です。

競りの場面は、限られたカードをどんな風に使うか見通しを持ったり駆け引きを意識したりと、複数の考えどころがある。ザクザクとたまっていく宝石がドキドキ感を煽り、競りの結果に一喜一憂するのが楽しいゲームです。

(おわり)

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