ゲーム紹介

#コミュニケーション

「ベストフレンドS」─気持ちを、想像する/発見してもらう─

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「ベストフレンドS」は、出されたお題に対して、出題者が一番気に入る答えを回答するゲームです。相手の気持ちを想像する楽しさが基本ですが、想像された答えが自分でも気付いていなかった新しい発見になるのもおもしろどころです。

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4人~6人で遊べますが、4人プレイ時のセット例はこんな感じ。まん中にあるのが質問カードで、それぞれのプレイヤーには答えを書くための道具が配られます。

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交代で回ってくる出題者は、質問カードを1枚引いて質問を発表します。他のプレイヤーは、出題者が喜んだり気に入ったりするような答えを想像して、内緒で書き込みます。

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書き込むのは、セットになっている「ピクセルスレート」という超薄型のボード。付属のマグネットペンで軽く書くと、はっきり読み取れる線が描けます。使い捨てではなく、汚れも発生せず、書き心地もスイスイと快適。

さてこの場面では、出題者の心のうちを想像して、何ががいいかと考えるのがおもしろい。一番気に入ってもらうことを目的に書きますが、他の人と答えがかぶるとあとで選択肢から取り除かれるので、かぶるのを避けることを意識する必要があるのも考えるスパイスになって楽しい。

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全員が書き終わったら、出題者は裏返しに集めてシャッフルして公開。もしかぶったカードがあれば、ランキングの選択肢から取り除きます。そして、一番「こりゃ違うな~」と思うのから外していき、最後に残ったベストアンサーを書いた人を確認。その人に1点入ります。

「どれがいいかな?」と考えるのはもちろん楽しいし、そもそも「自分の気持ちの予想として、こんな答えが出てくるのか!」と知るのも意外なおもしろさがある。思いも寄らなかった答えが出てきてそれが気に入ったら、自分の知らなかった自分を人に発見してもらえたことになる。

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1問終わったら、答えを消して出題者を交代。ピクセルスレートに書いたものは、マグネットペンの柄を裏側から当ててさすると消えていく。しっかり消えるので、書き残しがたまっていくような感じもない。

出題者を2周回して得点を競うのが説明書の基本ルール。もちろん、そこは柔軟にしてオッケーとも書いてある。

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質問カードの右下には、そのカードの質問の特徴を表す印がある。左から、赤は「子供向け」、青は「大人向け」、緑は「親近感が感じられる」、オレンジはいわゆる「大喜利系」といった具合だ。メンバーによってあらかじめ選んでおいてもいい。もちろん、写真のようにオールマイティに印がついてるのもある。

ルール上は得点もつくけど、それはあまり意識しなくても生まれるやりとりだけで十分楽しいタイプのゲーム。「えっ、そうなの?」「ズバリこれでしょ!」「よくこんなの思いつくなー」と、いろんなファインプレーや発見で盛り上がります。

(おわり)

「アミーゴバンデッド」─ほどよくもめながらジャングル探検─

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「アミーゴバンデッド」は、忍び寄るドラゴンより早く宝を得るべく、ジャングルの道をつないで宝箱にたどり着くことを目指す、全員協力型のゲームです。探検隊になった気分で盛り上がります。

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中身をセットしたところはこんな感じ。ボードの周りにはたくさんのタイルを散りばめます。プレイヤーは全員でチームになって、ジャングルを出たところにある洞窟の宝箱を目指します。

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自分の番にすることは、タイルを1枚めくって道をつないでいくこと。すでに並べてあるタイルにつながるようにしか置けないので、上の写真のように分岐がある場合は考えどころです。

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ジャングルに落ちているカギのところまで道をつなげられると、カギをゲット。カギは全部で4つありますが、宝箱の錠前は3つ。つまり、1つは取らなくても大丈夫なので、道をつなぐときに取捨選択を考える必要が出てきます。

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さて、タイルをめくって出てくるのは道ばかりとは限りません。時には写真のようにドラゴンも登場。これはボード下部の枠に並べていきます。これが出るたびに、ドラゴンも宝箱に近づいていきます。

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どのカギを取るか、どう道をつないでいくか。最後はタイルをめくったプレイヤーが決めるべきでしょうが、よりよい選択に気付いてなければ他のプレイヤーもどんどん意見を出すといいでしょう。中には意見が分かれる場面もあって、それぞれ自分の考えのよさや理由を伝え合います。

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ほどよくもめていくうち、プレイヤーチームもドラゴンもだんだん宝箱へと近づいていく。上の写真は、次に出るタイルが道かドラゴンかで、探検の成否が決まる場面です。ちなみに下の丸いのはおやつタイル。取らなくてもよいですが、取っておくとドラゴンタイルを1枚おびきよせることができるので、取っておくかどうかが迷いどころ。

タイル運に道のつなげ方という思考が絡み、その選択に意見を出し合って決めていくのが面白いところ。「こっちがいいよ!」「いや、そっちだろ!」と、ほんとに道なきジャングルを探検してるかのような気分を味わえるのが楽しいゲームです。

(おわり)

「いかだ動物園」─昨日の敵は今日の友─

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「いかだ動物園」は、いろいろな形のいかだに、どれだけ動物を入れることができるか予想するゲームです。手を寄せ合って協力する場面では、フィジカルでも距離が縮まる楽しさがあります。

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中身のセット例はこんな感じ。上の写真ではちょっと見づらいかもしれませんが…

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いかだの周りの動物カードの上には、同じ動物の木製コマが載っています。この、ぐるっといかだを囲んだ動物コマが、いかだの中の穴におさまるかどうかを予想します。

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プレイヤーは入ると思えば緑のチップ、入らないと思ったら赤のチップを出します。全員が緑チップなら動物カードと動物コマを1つ追加して再予想を繰り返していきます。複雑な形のいかだの中に、これまた複雑な形の動物コマが入りきるかどうか、よく見て見当をつけて考える必要があります。

さて、1人でも赤チップを出したなら…

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本当に入るかどうかの答え合わせ。入ると思ったプレイヤーは、砂時計が落ちるまでの間にみんなで動物コマをいかだの穴に入れていきます。手を動かしてカチャカチャさせるのがまず楽しい。うまく入らなくても、角度や順番を変えると入り方は結構変わる。アイデアを出し合って協力しながらの工夫が生まれます。

見事おさまれば緑チップのプレイヤーに得点、入らなければ赤チップの人に得点です。

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いかだは全部で6つあるので、ゲームは全6ラウンド。1ラウンド目は1点、2ラウンド目は2点…と得点があがっていくので、後のラウンドになっても順位が確定しづらいのも面白い。

「よく見て予想+手先を動かす+工夫と協力」という要素でテンポよく進みます。さっき意見が分かれた相手と今度は協力して動物を入れるなど、関係に変化があるのも楽しいゲームです。

(おわり)

「かたろーぐ」─楽しく距離が縮まる、おしゃべりのゲーム化アイテム─

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「かたろーぐ」は、互いの好みのランキングを当てあうゲームです。ゲームと言うより、おしゃべりのサポートアイテムとも言えますが、おしゃべりをゲーム以上にも面白くしてくれます。

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中身はこんな感じ。「かたろーぐ」にはいくつか遊び方があり、ここでは3人以上用のルール「パティろーぐ」を紹介します。

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まず、なんでもよいのでカタログ的なものを用意して、適当に7つのマーカーを置きます。写真の例ではゲームにサンプル用カタログとして入っている「たのしいこと」を使っています。

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出題役はマーカーと同じマークが描かれたカードを、裏向きにして自分の好みの順番に並べます。ここから他の出題者がこのランキングを当てていくのですが、ヒントとして4位だけは最初から明かします。

解答役は、まず1位を予想します。ただ、個人的にはすぐに答えの発表に移らず、質問タイムを設けた方が楽しかった。相手のことを知ろうとする、ちょっとこっぱずかしくもあるやりとりがゲームの中で自然発生するからだ。

そして、質問に答えるかどうかは出題役が決める、というくらいのゆるいルールの方がおすすめ。教えてくれなくても、その反応の仕方から読み取れるものもあるだろう。

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それぞれの予想の発表は、かけ声の合図で1位だと思うマーカーを指さしておこないます。そして…

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出題役が1位のカードをめくり、答えの発表。正解者はハートのトークンをもらえます。マーカーは裏返すと色違いになっているので、既出のものがわかりやすくなります。

これを他の順位でも繰り返していき、たくさんのハートをもらえた人が勝者、というわけです。ゲーム中は「そうなの~?」「意外!」「ほら~」「やっぱり!」と言った言葉が飛び交います。理由のやりとりも始まるので、自然と理解が深まっていきます。

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「かたろーぐ」のキャッチフレーズは「世の中全てがゲームになる」。サンプルカタログ以外に、チラシでも図鑑でもなんでも使えるのが楽しい。カタログにするものを選ぶ時点からゲームが始まってるとも言える。

身近な人でもそんなに仲良くない人とでも、年齢も問わず一気に距離が縮まるのが楽しいゲームです。

(おわり)

「ドラゴン・ディエゴ」─演技と観察のせめぎあいがあるビー玉はじき─

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「ドラゴン・ディエゴ」は、火の玉を模したビー玉を弾いて狙った的に入れるゲーム。ただ、自分の番以外でも得点のチャンスがあるのが特徴です。

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中身をセットするとこんな感じ。プレイヤーは順番に口から火を噴くドラゴンになって、火の玉を模した赤いビー玉を弾きます。

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自分の番で狙うのは、他のプレイヤーに見せないようにめくったタイルに描かれた宝物。上の写真の場合、弾いた火の玉が王冠のところに入れば得点になります。

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この場合は2つ入ったので2点。指先を慎重に使って狙うのが高得点への道。火の玉は3発ありますが、発射場所が少しずつ違うので全て命中させるのは大人でもなかなか難しい。

そして、火を噴いたプレイヤーが狙っていた的を明かす前に、他のプレイヤーにはすることがある。

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それは、火を噴いたプレイヤーがどの宝物を狙っていたか推理し、そのカードを出して発表すること。見事的中すると1点もらえるので、目線や指先の動きをよく観察しておく必要がある。他のプレイヤーの順番のときも、単なる待ち時間でないのがいい。

そういうシステムなので、ビー玉を弾くときの動作にも考えどころが出てくる。じっくり的を見て狙いたいところだけれど、ジロジロそればかり見てるとバレバレで、他のプレイヤーの得点につながってしまう。あえて目標から視線を外すことや、感情表現の演技が有効かもしれない。

もちろん見ているプレイヤーは、その行動が本当かどうかを察して判断してもいい。

演技とそれを抜見くこと、大人なら実生活の中で双方の必要がある場面、それぞれいくつか思い当たるだろう。

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箱のフチに乗ってるドラゴンのコマは、得点すると進めて順位がわかるようになっている。ゲームの内容に合わせ、各ドラコンが観客になっている演出がかわいい。

「行動の慎重さと正確さ×狙いを隠すための演技×それを見抜く観察力」ってなんだこれ、要素を書き出してみると大人向けにも思えてくるぞ。もちろん、対象年齢となっている5歳くらいの子から楽しめるゲームです。

(おわり)

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